学習した論点を忘れづらくするための方法
2018年12月の短答式試験を受験する皆さまへ
12月の短答式試験まで、約4ヶ月となりました。
公認会計士試験は、一つひとつの論点が難しいというよりは、学習しなければならない論点の量が非常に多いという特徴があります。
そのため、今回は、学習した論点を忘れづらくするための方法などについて、書いてみました。
1.学習した論点を忘れづらくするための方法
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1.学習した論点を忘れづらくするための方法
学習した論点を忘れづらくするための方法を考える際には、「学習の質」、「学習量」、「反復する時期」という3つの観点から、考えていく必要があります。
学習の質
学習した論点を忘れづらくするためには、理解するまで徹底的に学習することが非常に重要になります。
みなさんも、理解した論点は、暗記した論点に比べて、忘れにくいという経験があるのではないでしょうか。論点を正確に理解することは、論点を忘れづらくするためにも非常に大事になります。また、正確に理解している論点が増えれば増えるほど、暗記に回す時間も増え、暗記論点の回転数も増えるため、暗記論点も忘れづらくなるという好循環が生まれます。
ここで疑問になってくるのが、すべての論点を理解する必要があるのかということです。当然、すべての論点を理解する必要はありません。
まずは、重要性の高い論点について、より深い理解を目指していけばよいのです。
例えば、財務計算の重要論点であれば、
(1) なぜ、そのような会計処理を行うのか (会計処理の理由)
(2) 最終的な結論である財務諸表にどのように表したいのか (会計処理の結論)
(3) そのために、どのような指示がないと問題が解けないのか (問題を解く上での留意点)
について、徹底的に理解することを目指します。
その一方で、重要性の低い論点については、上記(2)のみを理解するのです。
ここで、注意しなければならないことは、理解は、あくまでも程度問題であるということです。そのため、公認会計士試験を合格するために必要な理解とは、どのような状態であるのかについて、明確にイメージできていることが必要になります。
では、公認会計士試験を合格するために、「どの程度」理解する必要があるのでしょうか??
それは、自分の言葉でその論点を説明できる状態、簡単な具体例を挙げて説明できる状態のことです。
つまり、上記(1)~(3)の内容について、自分の言葉で説明できる状態、簡単な具体例を挙げて説明できる状態になっていれば、その論点は、なかなか忘れないでしょう。
学習量
次に、「学習量」について説明していきます。一回、しっかり理解した論点であっても、しばらく時間をあけてしまうと、忘れてしまうのが人間です。だから、反復は必要になります。反復しなければ論点は定着しません。
このように、理解しただけでは、学習した論点を忘れづらくするための方法としては不十分なのです。
では、どうすれば忘れづらくなるのでしょうか?それは、理解したうえで、その論点を繰り返し学習することです。反復することで、記憶が短期記憶から長期記憶になって、知識が定着します。
反復する時期
先ほど、反復することの重要性を伝えましたが、反復する時期を間違ってしまうと、効果は半減してしまいます。では、どの時期に反復すれば、忘れづらくなるのでしょうか。
例えば、ある特定の論点の講義を受講した場合、まずは、講義の翌日までに、講義の復習をして、個別計算問題集や短答対策問題集まで解きます。そして、1週間後、さらに1ヶ月後に、再度、テキストを読み、問題集を解きます。このように、ある一定期間をあけて反復することにより、知識はより定着していきます。
このように、忘れかけているときに、再度、その論点に触れることが、論点を忘れづらくするために重要になります。
たとえば、明日、答練がある場合には、どの論点が出題されると嫌かな??ということを考えるとよいでしょう。多くの場合、その論点が、忘れてしまっているか、忘れかけている可能性の高い論点になりますので。
このように、「学習の質」、「学習量」、「反復する時期」という3つの点を常に意識することによって、学習した論点を忘れづらくなるため、いつ、どの論点が出題されても、問題が解けるという状態に近づくことができるようになるのです。
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