平準化されたカリキュラムで大学と両立しながら在学中一発合格!ー田中俊さん

【自分から能動的にチャレンジできる公認会計士に目が留まりました】

――:田中さんは慶應義塾高校から慶應大学に進学されて、現在大学3年生ですね?

田中:はい、そうです。よろしくお願いします。

――:まず、なぜ会計士を目指そうと思ったのかを教えてください。

田中:大学に入学するにあたり、何か大学在学中に大きなことを成し遂げたいと思いました。内部進学のため大学入試で達成感を得ることがなかったため、大学で何か胸を張って頑張ったと思えるものがほしいと思いました。どうせなら将来に役立つことをしたいと思い、まず勉強で何か功績を残そうと思いました。そこで何の資格を取ろうかと思った時に公認会計士が目に留まりました。公認会計士の資格があると、将来自分から能動的にチャレンジできる機会がたくさん与えられるため、とても魅力的に映ったので目指そうと思いました。

――:実際にCPAで会計士の勉強を始めたのはいつですか?

田中:大学1年の4月、入学してすぐです。

――:会計士の存在自体を知ったのは大学に入ってからですか?

田中:高校生のときに高校の近くでCPAのティッシュを配られていて、そこで会計士という職業は知っていました。大学に入ってから改めて興味を持ちました。

【合格率という結果を堂々と出していて、国見先生の体験講義がとても信頼できたのでCPAに決めた!】

――:CPAを知ったのは高校生の時から、ということですね?

田中:そうです。大学入学後も生協でCPAをよく拝見していましたので、会計士を目指すとなったときにすぐCPAについて調べました。

――:高校生からCPAをご存知だったわけですが、「CPAにしよう、ここで勉強していこう」と思った理由はありますか?

田中:まず何人が受験していて、その中で何人が受かっています、という明確な数字が毎年広告に出ていて、堂々としているというか、とても信頼できるというのが最初の印象でした。またCPAに入学する前に国見先生の体験講義を受けました。他の予備校の体験講義を受けたこともありましたが、国見先生の講義は「俺の言うことを聞いていれば受かるぜ」というような圧倒的な自信を感じ取って、直感的に「ここに行けば自分でも頑張れそうだ、受かりそうだな」と思いました。

――:体験講義を受けて講義の内容が田中さんに合っていると思ったのですね?

田中:はい。体験後に受講相談もしたのですが、その時に先生方にいろいろ試験についてとか、大学との両立などを伺いました。合格まで先生たちがしっかりサポートしてくれるという話を聞いて、最後まで頑張れそうだと思いCPAへの入学を決心しました。

――:実際に入学されて、国見先生だけではなく色々な講師の講義を視聴してきたと思いますが、その印象は何か変わりましたか?

田中:最初の体験講義はいい先生が出るのだろうなと思っていました。しかし他の先生方も、皆さん本当に分かりやすい、熱のこもった講義を繰り広げてくださったので、すごくうれしかったし安心しました。

――:入学してみて印象的な先生や講義はありましたか?

田中:特別な思い出ではありませんが、企業法や監査論の用語って難しい言葉が多くて、用語だけで内容をイメージすることが難しかったりします。「会社の機関」と言われてもピンとこなかったのですが、それをわかりやすく例えを多く使って講義をしてくれたので、イメージしやすくなって理解できるようになりました。

――:特に学生さんですと会社組織についてなんかは想像になってしまうからイメージしにくいですよね。身近な例でイメージしやすい講義になっていたんですね?

【菅沼先生やチューターのみなさんがとても優しくしてくださり、質問しやすくなりました。】

田中:そうです。あとは勉強とは直接関係ありませんが、菅沼先生にはとてもお世話になりました。僕はロッカーの整理がすごく苦手で、パンパンに閉めて開かなくなったことが2、3回ありました。鍵が開かなくなって動かないとき、菅沼先生の怪力で何度も何度もこじ開けてくれました。菅沼先生がいなかったらテキストも取り出せなくて絶対に落ちていたので、本当に良かったです(笑)

――:講師の先生の他にも校舎には合格者チューターがいますが、チューターとはよく話しましたか?

田中:チューターさんは、すごく親身に面倒を見てくださいました。僕は自分から質問に行くのをためらってしまう性格だったのですが、DVDを受付に取りに行ったときとかにチューターさんから、「何か困ったことはある?」と聞いてくださったので、質問をしやすくなりました。声をかけてくださってからは自分からも質問に行けるようになり、本当に優しい方々ばかりだったのでとても頼りにしていました。チューターさんがいたので、勉強を続けやすくなりました。

【CPAは、テスト期間中はカリキュラムが進まなかったので、講義に遅れることはありませんでした】

――:大学1年生のときから勉強を始められましたが、大学の授業も1年生のうちは特に必修科目も多くあると思います。どのように両立していましたか?

田中:CPAからはテスト期間中、一切カリキュラムが進まないという配慮があったので、あまり困ることはなかったですね。

――:学校とCPAと、どちらを勉強したらいいかわからないという時期はありませんでしたか?

田中:僕は大学の授業も真面目に出ていました。CPAの講義は大学の授業が終わった後から始まるので、大学の授業をサボってCPAに行く必要はありませんでした。

――:では会計士の勉強をしているから大学の勉強が適当になったということもなく、きちんと両立できたということですね?

田中:僕は法学部なので、大学の学習内容と会計士の勉強内容は違うものでした。大学との両立はオンオフの切り替えが大切です。CPAのスケジュール通り、計画的にやれば全然無理はないことだと思います。時間管理は自分で行う必要がありますが、本当に困った時は先生から個別日程表を作成してもらえるので、その日程表に合わせて勉強することもできます。

――:大学生は大学もあるし、サークルとかバイトとかもやっていましたか?

田中:バイトは学習1年目のときはやっていましたが、短答式試験直前くらいには辞めました。

――:それはどのぐらいの頻度でやっていましたか?

田中:バイトと言っても週に1回、半日から丸1日くらい家の自営業の手伝いで駆り出された程度のものでした。

【平準化しているCPAのカリキュラムに沿って学習したので、最後までペースを変えずに受験できました】

――:週1日アルバイトの時間を使うという感じだったんですね。事前に出してもらったスケジュールを見ると、学習1年目と試験直近1年間との勉強時間がほとんど変わらず週65~75時間をキープしていますね。よく試験直前に勉強時間を増やす方がいますが、田中さんはどうしてこのスケジュールだったんですか?

田中:逆に普段のペースを変えないほうが、試験直前に精神的なプレッシャーを感じず勉強できると思いました。またCPAのカリキュラムは平準化してスケジュールが組まれているので、試験直前に講義や答練ばかりで自習時間が取れないということはありません。僕は1日の計画を立てて、それを実行して自分のペースを変えないということを心がけていました。

――:直前期になって「あれが終わってない、これが終わってない、もっとやらなきゃ」みたいな焦りはなかったですか?

田中:テキストや問題集に重要性をすべての科目で明示していただいているので、やることが明確になっており、優先順位を付けて時間の許す限りでやっていこうというスタイルでした。終わらないなとか焦りがある科目はそこまでなかったですね。

――:朝は大体何時ぐらいに起きていましたか?

田中:CPAに10時前ぐらいに着くぐらいだったので、通学時間が1時間のため8時とかその前に起きていました。

――:8時前に起きて10時くらいにCPAに行って、日中は、大学の授業に出つつ勉強していたのですね?家に帰ってからも勉強はしていましたか?

田中:CPAの校舎が9時半で閉まるのですが、終わったらすぐに帰ってすぐ寝ていました。

――:寝る時間もちゃんと確保されていたのですね?

田中:家では一切勉強しないと決めて、CPAで集中して勉強するようにしていました。自習室に行く習慣もできますし、メリハリをつけて勉強できるようにしていました。そのため、寝る時間が遅くなることはあまりなかったですね。

【会計士試験の学習のコツは、復習のタイミングを意識することと、理解の精度を高めることです。】

――:田中さんは得意科目はありましたか?

田中:安定して得点が取れていたのは企業法です。

――:企業法を得意にするコツを教えてください。企業法は短答式試験と論文式試験で学習内容が大きく変わる科目ですが、その対応はどのように行いましたか?

田中:企業法は暗記のやり方を自分なりに決めておく、というのが一番大きいと思います。自分がどうやったら覚えられるのかをいろいろ工夫して試行錯誤したことで、企業法の用語をうまく覚えることができたのかなと思います。短答式試験と論文式試験で覚える範囲や内容が異なるので、効率的な反復が必要となります。企業法はやはり暗記の精度が一番重要な科目だと思うので、自分にあった暗記方法の確立が一番の近道だと思います。

――:田中さんはどういう覚え方が一番合っていましたか?

田中:簿記の最後の授業で、国見先生がエビングハウスの忘却曲線という難しい説明をしていただいたんです。それは、「最初は授業を受けてから数日後に復習してみて、忘れてしまったところを再度確認する。次は復習した日から1週間後に再度復習して、また忘れていたものを確認する。その次は数週間後、とだんだん復習する期間を延ばしていって定着を図る」というものでした。国見先生に自分の中で復習するスパンを工夫するといいよ、と教えていただいたき、それを自分で実践していくと、自分はどのタイミングで復習すれば記憶に残るかがわかるようになりました。それ以降、復習のタイミングを意識しながら勉強していました。

――:なるほど。記憶を定着させる時間も大切にしたのですね。逆に苦手科目はありましたか?

田中:管理会計論です。

――:その苦手科目をどのようにして克服して、合格点まで伸ばしたのですか?

田中:管理が苦手な原因はほとんどが計算ミスからの失点でした。どうやって克服しようか悩みました。とにかく原因を追求しなくてはと思い、何で自分が計算ミスをするのかを徹底分析しました。そしてその原因が判明したのです。原因は、先生が口を酸っぱくして仰っていた「理解の精度が基となってミスにも表れてくる」ということだったんです。

――:なるほど、もう少し具体的に教えてください。

田中:この言葉の意味は後々になって気が付いたんですが、問題を見た瞬間に解き方が分かるようになると計算に集中できるんです。計算だけに集中できれば、簡単なケアレスミスに注意して問題に取り組むことができ、できる問題で失点しなくなります。結局のところ理解の精度が高いとミスもなくなって、確実に正答できるようになります。それに気付いてからは復習の仕方が変わって、ミスもどんどん減っていき、結果的には本番でも合格点を取ることができました。

――:計算ミスに悩んでいる人は実は単なるケアレスミスではなく、理解の精度が低い可能性があるということですね。

田中:そうです。これってとても大切なことなので、苦手科目がある受験生の人は、ぜひ覚えておいてください。

【CPAの周りの熱心な受講生は答練をライブ受講していた。だからライブ受講を自分に課していた】

――:CPAの強みやCPAに通って良かったなと思うことはなんですか?

田中:受講生同士や先生方、チューターの方々とすごく親密な関係を築くことができるというところです。先ほども少し話しましたが、先生やチューターさんから声をかけてくださるので、孤独感を全然感じないんです。勉強していて不安なことやわからないことは全て受け止めてくれて、アドバイスをくださいます。2年間の勉強期間がありますから、支えてくれる方がいてくださるのは本当に心強かったです。

――:難関試験だからこそ、個別フォローが大切になりますからね。

田中:また周りの受講生もすごく熱心に勉強している方が多いです。そのため自習室に行くと、みんな黙々と勉強しているので「自分もやらなきゃな」と自然に思えるようになり、互いに高めあえるような環境があったのがCPAの強みかなと思います。

――:先程田中さんは学習1年目と試験直前期の2年目でほとんど変わらない学習時間だと伺いましたが、スケジュール管理はどのようにして行いましたか?

田中:講義と答練を極力ライブで受けることを意識していました。特に答練は良い点数を取ることを目指していました。受講生同士で模試を含めたすべての答練で、自分の点数が上位何パーセントなのかといった相対的な位置を把握できるので、実力を客観視できる良い機会でした。答練をライブ受講する受講生は皆しっかりと勉強している方たちなので、上位を取ることは容易ではないです。でもそれがモチベーションとなりました。

【テキストに書いてあることを自分の言葉や図にして、誰にでも説明できるようにしていました】

――:CPAのテキストはいかがでしたか?

田中:図表が多く、視覚的に理解できるようになっていたのが本当に良かったです。

――:よくCPAのテキストは分厚いと言われますが、使っていていかがでしたでしょうか?

田中:厚みがある分説明がたくさん載っていて、自分たちで書き込む余白もあるので、見た目の存在感に圧倒されてこんなに勉強しなくてはいけないのかと思いますが、実際使ってみるとあまり重たいとは感じなかったです。

――:田中さんが実際にテキストにどのような工夫をしていましたか?

田中:一番工夫していたのは監査論です。すごく専門性が高い科目なので、テキストに書いてあることを自分の中で誰に対しても分かるような言葉で書き換えていました。抽象的なものでも具体例をメモしたり、いつ見てもライブ講義で理解したことをまた思い返せるように工夫しました。あと、テキストに書いてあることを視覚的に捉えられるように、テキストに載っていないような図を自分で書いてみて、頭の中を整理することは意識してやっていました。

【短期合格したかったので一からノートを作成する時間がなかった。すでに必要なこと全て載っているテキストに書き込みを入れてアレンジしました。】

――:テキストのほかにも問題集とか答練を使いますが、復習する際には何かに集約したりしていたのですか?

田中:短答問題集とか答練とかたくさんあると思うのですが、僕は全てテキストに集約していました。例えば、答練に出題されて間違えたところは、ちゃんとテキストに赤でマークしつつ、どこで間違えたかを書いて、同じミスは二度と繰り返さないようにテキスト上で確認できるようにしました。テキストだけを見ておけば、答練とか短答問題集の復習ができるように整理することを心がけていました。

――:それはテスト前の休憩時間にテキストを眺めれば全部済むようにするためですか?

田中:最終的にはテスト前にサッと確認できるようにしていますが、普段から情報の一元化は大切だと思います。一からノートを作成する時間がなかったので、すでに必要なこと全て載っているテキストに書き込みを入れてアレンジしたほうが効率的だと思い、テキストに集約していました。

――:マーカーが引いてあるものはどのタイミングでマーカーを引くのですか?太字だからマーカーを引いたりしているのでしょうか?

田中:マークするタイミングは2種類ありました。最初は講義で先生が「ここをマークしてください」とおっしゃったところに線を引いていきます。その後答練が終わった後などの復習で、自分はここが弱いなと思ったところを付け足していました。

――:では読み込んでいくうちにどんどん書き込みが増えていったのですね?

田中:そうです。初見は講義でテキストを開くので、まずは先生の指示のあった場所をマークして、その後答練があったり、復習するうちに出てくる自分に必要な部分にマークを増やしていきました。そのため、回す回数を重ねる度に加工が進んでいきました。

――:テキストは1教科あたり何回転ぐらいしたのですか?

田中:科目にもよると思いますが、数えていないですね。テキストを最後まで読んでいくと絶対時間がかかるので、答練前はもともと付箋を貼って印をつけた自分の弱いところだけを読むのを繰り返していまいた。頭から順に復習することもなくて、答練で得点できなかった範囲を復習したりしていたので、何周と聞かれると具体的な回数は分からないですね。とにかく時間がある限りたくさんです(笑)

――:復習はテキストを順に見直すのではなく、自信のない論点に付箋を貼ってそこを中心にやっていたのですね?

田中:はい。付箋の付いている部分を何度も繰り返して復習するようにしていました。

――:なるほど、よく分かりました。

【せっかく在学中に合格にしたので、将来のことをゆっくり考えたいと思います】

――:在学中に合格されて、ここから1年間、他の大学生と生活が変わってくると思うのですが、何かやりたいということはありますか?

田中:監査法人に就職したら、これからますます外国の企業の方々と関わる機会が増えると思うので、留学するなどして語学の勉強を時間があるうちにやっておきたいなと思います。

――:監査法人はどちらに就職されるご予定ですか?

田中:実はまだ考え中なんです。たくさんの監査法人の方とお話する機会を頂いているので、様々な角度から自分が何をしたいのか考えます。就職まであと1年半あるので、将来についてゆっくり考えたいと思います。

――:ではどんな会計士になりたいと思いますか?

田中:まだ漠然としか考えていませんが、大きな夢を持った経営者に信頼される会計士になりたいです。マラソンに例えると一緒に伴走して支えになれるような会計士になろうと思っていて、例えばIPOとか企業再生とか国内企業の海外進出の手伝いとか、自分の専門性を1つ見つけて、それをどんどん極めて生き残っていこうかなというふうには考えています。

――:本日は長時間ありがとうございました。ぜひ今後も公認会計士として頑張ってください。

 

合格者の声


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