気軽に質問できる講師に惹かれて他校移籍!経営学8位の上位合格!ー永江悠真さん

 

――:永江さん宜しくお願いします。

永江:よろしくお願いします。

【会計士を目指した理由】
色々な監査法人に勤めているOBの方の魅力的なお話がきっかけでした

――:永江さんは一橋の商学部で空手をやっていらっしゃった。一橋大学は昔から会計学が盛んで有名ですね。会計士という試験を知ったのはいつ頃なのですか?

永江:大学2年生のときに、色々な監査法人に勤めているOBの方々が、交互にオムニバス形式で会計学の基礎を教えてくださる授業があって、そこで初めて会計士という職業を知りました。

――:一橋の商学部に通って最初のうちは、会計士を目指したいとは思っていなかったのですか?

永江:全くなかったですね。公認会計士はその名前の通り、いわゆる経理マン的な地味な仕事という印象があったので、むしろそういうのは嫌だなというふうに思っていたくらいです(笑)

――:ご親族で会計士の人がいらっしゃったとかは?

永江:全くいないです。

――:なるほど。では、大学1年生はどんな生活をされていたのですか?

永江:体育会の部活に入っていたので、基本的には2年生の終わりまではずっと部活漬けでした。

――:空手一本だったのですね?

永江:そうですね。基本的には。

――:アルバイトなどは、特に何もしてなかったのですか?

永江:アルバイトもやっていたのですけれど、在宅でやるバイトだったので、そんなに真剣にやったわけではありません。

――:学生生活に負担になっていたわけではないのですね?

永江:はい。

――:授業は真面目に出て、夜は部活に行くという生活を2年間されていたのですね。たまたま大学2年の授業で会計士が教える授業に出席して、そこで講義を担当した公認会計士の話を聞いて興味がわいたのですね。それから公認会計士について調べてみたのですか?

永江:調べましたね。最初はUSCPAのほうを考えたのですが、どうせ目指すなら難しいほうが後々いいのかなと思って、それで日本の公認会計士を目指すようになりました。

【留学と他校での短答式試験合格】
短答式試験の勉強を留学先で勉強していました

――:勉強は3年生から始めたのですね?

永江:3年生になる前の春休みから始めました。私は学部5年生なのです。1回留年しているので。だから勉強期間は2年半です。

――:どうして留年したのですか?

永江:海外に留学していたので、そこで1年間過ごしました。

――:会計士試験の前にですか?

永江:間というか並行して進めていました。

――:そうですか。受験はしていたけど途中で1年間海外留学して、また戻ってきてからも勉強をしたのですね。

永江:そのとおりです。

――:大学2年で会計士試験を目指そうと決めたときに、最初は、他の予備校に通ったのですね?それはどういう理由ですか?

永江:大手予備校が無難かなと思って相談に行ったときに、対応に出てくださった講師の方がすごく誠実な感じがして、お金を払うならこの予備校だなと思って入学しました。

――:他校の水道橋校に通われたときには、まだ大学3年で単位は結構あったのですよね?

永江:2年生まではそこそこ真面目にやっていたので、その当時としては割と順調といいますか、単位はちょっと残っているけど残りの大学2年間で十分取れるくらいでした。

――:3年生で会計士の勉強をするときに、大学が負担になったということはありますか?

永江:ないですね。

――:ずっと自習室で勉強していたのですか?

永江:ある程度出席しないといけない授業もあったので、朝自習室に行って昼間午後ぐらいまで大学で授業を受けて、また夜に講義を受けに予備校へ戻ってくる生活でした。

――:講義の予習はしたりしていましたか?

永江:予習はしていないですね。

――:1年目は週52時間の勉強時間を確保するようにしていたと伺いました。結構勉強しましたね?

永江:他校の講師の方が「週50時間の学習時間を切って受かった人はいない」ということをおっしゃっていたので、最低限そこは確保しないとな、と思っていました。当時は管理会計論の講義が週に1回あって、そのときに週の勉強時間を科目ごとに記録して先生に見せるようにしていて、そこで週の勉強時間がトータルで50時間を切っていると「少ない」と言われたりしました。

――:面談などは結構あったのですか?

永江:面談は2、3カ月に1回はあったのかなというところで、担任の先生が付く制度でしたので面談はありましたね。

――:担任の方からは、ときどき連絡が来るのですか?

永江:きましたね。留学中も担任の先生にメールをして、進捗のアドバイスをもらったりしていました。

――:大学の2年から勉強を始めて、留学されたのはいつですか?

永江:3年生の9月から4年生の7月までです。

――:そうすると短答試験に受かったのはいつですか。

永江:2015年の3月から勉強を始めて、9月から留学が始まって、その年の12月の短答式試験で合格しました。

――:すごいですね。

永江:ギリギリ滑り込んだというところです。

――:3月に勉強を始めて12月に短答合格、それだけでもすごいのですが、その間に留学に行っているわけですからね。留学期間も含んでたったの9ヶ月で短答試験に合格したのですね?

永江:留学に行ったおかげ、もあったのかなと思います。私が住んでいた留学先のアパートが大学の自習室から歩いて1分ぐらいのところですごく近くて、大学の自習室が朝の8時から夜の24時まで開いているので、基本的にそこにこもって、サンドイッチを買って、ずっと勉強するという流れができたのです。

――:海外の大学に行かれたのですよね?よく聞くのは、大量の宿題が出て大変だという声ですが?

永江:最初は少し授業を減らして、なるべく軽めにといいますか、それでもそこそこの量の宿題は出ましたが、そこは自分でバランスを取るようにしていました。短答試験が終わったら絶対留学のほうに専念すると決めていたので、そこは明確にメリハリを意識してやっていました。

――:9月から留学されて、1年後の2016年の7月に日本に帰ってこられたと。そこからどうされたのですか。

永江:論文が8月にあったので、やらなきゃというのはあったのですけど、やっぱりどう考えても1ヶ月半じゃ無理だなと思ったので、結構適当に過ごしていましたね。テキストはあるけど見るのも面倒くさいという感じでした。かつ空手部の部活も4年生の最後の試合シーズン前の夏休みだったので、そっちもやりたいのがあったので、実質2016年の論文は諦めて、今は部活を頑張ろうかなというモチベーションではありました。

【CPAへの移籍】
ツイッターで気軽に質問対応するCPAの講師に惹かれてCPAを選びました

――:なるほど。いよいよ大学も1年留学して4年になるのでその1年間で合格しないと、ということになったわけですが、そのときに移籍を決意されたのですよね。その決め手は何だったのでしょうか。

永江:単純に環境を変えたいなというのが大きかったです。今までの予備校にもお世話になりましたし、今は感謝しているところはすごくあるのですけど、1年間は長いですし論文のための学習なので1年後を考えたら、気分、場所、環境を変えて臨んだほうが続くかなというのがありました。

――:環境を変えるということは、スイッチするコストも大きくなるということになります。教材とかそういう意味でも変えることに対する不安はなかったのですか。

永江:そんなに他校のときに論文の勉強をしていたわけではなかったので、いっそ論文の勉強を新しく始めるのだったら新しいところへ、要は論文にとって重要なことだけ聞くということも1つありなのかなと考えたので、そんなにスイッチングコストは気にならなかったです。

――:そのときに大手予備校2社と並んでCPAが選択肢に入ってきて、結果としてCPAに入学されましたが、CPAで勉強しようと思った理由は何ですか。

永江:1つは料金が安かったというのもありましたが、ツイッターをやっていたのでツイッターでCPAの講師の方々が自他の受講生を問わず気軽に質問に対応していたり、受験生向けの情報を流したりしているのを見てそういうところのほうがいいなという感覚がありました。

――:CPAの内外関係なく活動的で、親身に相談している雰囲気が伝わってきたのですね?

永江:受講相談で早稲田校に伺ってそこで齊藤先生とお話して、すごく丁寧に対応してくださったので、それも1つの決め手でした。

――:それは論文の試験が終わったあとですか?

永江:1回目の論文式試験が終わって、発表前ぐらいですね。落ちているともう分かっていたので。

――:2016年の10月か11月くらいですか。

永江:たしか10月だったかなと。

――:講師の方も親切そうだしやってみようかなということで通われたということですね。実際、CPAで受講されるようになり、どんなペースで学習したのですか?例えば全部授業に出られたのか、講義とか答練とか、どのように早稲田校に通われたのですか?

【CPAでの学習】
CPAの答練はレベルが高いので、ペースメーカーとして必ずライブで受けました

永江:私はWebでも講義を視聴できる通学コースで申し込みました。そのため結構家で講義を見ていましたね。答練を受けに来つつ、たまに気分転換に自習室で勉強しようかなという感じですね。

――:答練をペースメーカーとしてライブで受けていたわけですね。

永江:答練は絶対ライブで受けるというのは心掛けていました。

――:そういう方は多いですね。臨場感を持ってやるのは大切なのですね?

永江:留学のときに1人で答練をやっていたこともあって、周りに人がいる環境で受けることとの違いを強く感じました。試験会場に変な人がいる可能性もあるじゃないですか、貧乏ゆすりをしたりとか電卓がうるさかったりとか。そういう人がいるかもしれないという環境でやるのが大事かなという感じです。

――:想定外があるかもしれないですよね。ちなみに、苦手科目とか得意科目はあったのですか。

永江:得意なのは管理会計論で、監査も結構得意だったなという感じですね。逆に企業法とか財務の理論みたいな、ある程度覚えなきゃいけない科目は結構苦手です。暗記が必要な科目苦手という感じですかね。

――:ということは経営学も?

永江:経営学はそんなに苦手ではありませんでした。CPAは経営学ができる人が多いのでCPAの答練ではそんなに偏差値はよくなかったのですけど、外部の模試だとよかったので、そんなに苦手意識はなかったですね。むしろ租税法のほうが苦手意識はあったかもしれないですね。

――:勉強するに当たって、科目のバランスに気を付けていたとお聞きしました。

永江:そうですね、去年の論文で企業法が足切りだったので。もちろん圧倒的に勉強不足だったのはあるのですけど、やっぱりどんなに得意科目があっても1科目でも足切りを食らったらいけない試験だなと。

――:苦手科目と得意科目のバランスはどのような配分を考えられたのですか。

永江:時間による配分というのは当時あまり意識してなくて、とにかく苦手科目をつぶすというのが一番大事だと思っていました。私は、得意な科目は時間をあまり使わなくてもメンテナンスのみで割と得点比率が維持できたので、そこで時間を節約し、その分をいかに企業とか財務会計論に充てるかをずっと考えてやっていました。とにかく苦手科目は基礎からやり直そうと思い、特に企業は足切りしたというのを踏まえて、トラウマじゃないですけどすごくナーバスになっていた部分があったため、そこはとても丁寧にやっていました。

――:論文のための新しい学校としてCPAを選んだと思うのですが、逆にテキストも新しくなるじゃないですか。CPAのテキストは概して厚くて最初はぎょっとすると思うのですが、やってみて結構時間がかかるなというストレスはなかったですか。

永江:確かに最初もらったときは分厚すぎてびっくりしましたが、よく見てみたらまず紙がいい紙を使っているので、それで分厚い。あとは文字が大きかったり、余白も多いので、中身がとんでもなく多くて覚えきれないということではなくて、むしろ見やすくて私は気に入っていました。

――:話は変わりますが、CPAで勉強してみて、やはりCPAの受験生のレベルは高かったですか。

永江:高いと思いますね。やっぱりCPAの答練で平均を取るのが結構大変というか、とりあえずまずはそこを目指そうと思っていました。いざ外部の模試を受けたらすごく成績もよかったです。

【CPAの重要性】
CPAの教材は、短答と論文で重要性が分かれていたので、論文で重要でない論点はバッサリ切れました

――:CPAでは重要性と理解重視を2つの目標としています。テキストにも章や節ごとに重要性を必ず付しているのですが、重要性というのは勉強の中で利用されたのですか。

永江:ありましたね。特に理論科目は出にくい論点を覚えていてももったいないと思っていたので、AB論点をとにかく意識して覚えるというのを優先的にやっていました。特に短答と論文で重要性が分かれているというのがすごく助かりましたね。やっぱり他校の時は短答、論文の区別がなく講義があって、何となく重要だよという感じで学習していたので、短答において重要なのか、論文において重要なのかというところは当時あまり意識できていませんでした。後々テキストを見返していても、何が重要なのか自分の中でも整理しづらかったです。その点CPAだと短答、論文で分かれていて、短答では重要だけど、論文で重要じゃない論点はバッサリ切ろうと自分の中で決断できたのがすごくありがたかったです。

――:確かに企業法は特に顕著で、短答と論文は出る範囲が違いますから、重要性が明確だったからやりやすかったのですね?

永江:やりやすかったです。

――:さらに理解重視ということをCPAでは謳っていて、できる限り理解しやすいようにテキストは作っているつもりですが、その印象はどうでしたか?

永江:それはすごく思いました。先ほどもお伝えしましたが、私は何よりも暗記が苦手だったので、自分の中でストーリーというか自分の言葉で説明するにはどうしたらいいか、というのを意識してやりました。その際、図も多く、詳しく説明もしてあって、自分の中で納得感が得られやすいという意味ではすごく助かりました。

――:なるほど。あえて突っ込んで聞きますが、他の学校さんと比較して、重要性の付け方の細かさというか、理解に対する教材のつくり方は違うものですか?

永江:特に重要性に関してはやっぱりCPAの方が結構しっかり過去問とかに基づいてやっているのかな、という印象です。

――: CPAの校舎に来られたときは先生に質問とかいろいろ聞いたりはされましたか。

永江:私はあまりしなかったです。分からないことがあったらすぐに質問して疑問を解消するという人も多いですし、そういうことをお勧めしている先生方も多いというのは知っています。しかし自分の中で分かるまで考えて、分かったときのほうが後々自分の頭に残りやすいというのが私の感覚だったので、むしろ分からないところがあったときに自分でいろいろ調べて、テキストを見たりたまにネットで調べたりして、自分なりに納得のいく説明をできるようにするというところを重視していました。質問は、監査で2、3回齊藤先生に相談したぐらいで講師の方にはそんなに質問しなかったですね。校舎に行ったときには気軽に声をかけてくれたので、そこは温かいなという印象はありました。

【学習時間管理】
CPAのテキストが登録されているStudyplusにより学習時間の管理をしていました

――:最初に他校に通われた時に週50時間が1つの基準だと仰っていましたが、CPAで論文対策の学習をしたとき、何時間ぐらい勉強されたのですか。

永江:週50時間は間違いなく下回っていて、多分12月から1380時間なのでそんなに多くはないのかなと思います。勉強時間はStudyplusで記録していました。

 

――:ずっとまめに付けたのですか?

永江:そうですね、これはずっと付けていました。

――:かなり使いこなされていますね?

永江:そうですね。これは8月の記録なので直前期の科目の比率とかになると思うのですけど。

――:Studyplusは役に立ちました?時間管理という意味で。

永江:勉強時間を付けるために頑張ろうというのはあったので、結構私は重宝しました。

――:自分が思っている学習時間と実際にかけている時間が違うのが分かりましたか?

永江:そうですね。

――:ありがとうございます。この1年間で答練の成績はどうでしたか?思う通りに成績は上がりましたか?

永江:最初は全然よくなかったですね(笑) 論文式試験が2回目とはいえ、1回目の模試はあまり勉強しない状態でしたし、かつCPAの受講生の皆さんはレベルが高いので最初はひどい点数を取りました。特に企業法は6月の答練でも下から数えたほうが早い成績を取っていたのですが、7月の模試で急に上がって、最後の直前答練もなぜかすごく良くて、本番もそこそこいい成績で得点出来たので、終盤に伸びたという感じです。

――:秘訣は何かあるのですか?

永江:特に企業法は型が分かっても、実際に答案が書けるようになるまでタイムラグがある科目なのかなと今振り返ると思っていて、コツコツ地道にやっていたのがようやく最後に間に合ったのかなと感じています。

――:永江さんは本試験の総合順位は何位ぐらいだったのですか?

永江:総合は206位ですね。

【経営学8位の秘訣】
永田先生のおかげで、経営学8位の上位合格!経営学は永田先生で決まりです

――:その中で特にすごいのは経営学で8位。1科目でも得点できる科目があるというのは自信になるというか強みになると思うのですが、経営学を得意にする秘訣はなんですか?

永江:経営学の理論は年度によって大きく変動するので、それよりもファイナンスの計算のところでいかに取りこぼしを減らすかが大事なのかなと思います。永田先生の経営学は本当に丁寧に教えてくださいますし、問題集も答練も傾向にあった質のいい問題だと解いていて思ったので、それをとにかく完璧にするというのが一番でした。

――:永田先生の授業とか教材はそんなにすごいのですね?

永江:すごいですよ、本当に。他校の経営学では文字式みたいな感じで覚えていたものが、図で直感的に分かるようになっていたので、答練や本試験でちょっと公式が分からなくなった時も自分で図を書いて導けるようになったのが良かったと思います。

――:図表も使って、本当に理解できたのですね?

永江:特に経営学は試験中時間が余る試験なので、時間を掛けて答えを導く余裕もありますし、そういう意味では科目の性質もあっていたのかなとは思います。

――:CPAの答練を受験しているときから得意だったのですか?

永江:ファイナンスに関しては割と取れてはいました。ただ理論は結構暗記が苦手だったのであまり点数は伸びませんでした。

――:永田先生もファイナンスでがっちり稼ぐようにという指導をしていますね?

永江:本当にその通りだと思いました。CPAの生徒は経営学が得意という人が多いですね。本試験でも最後の科目が経営学で、経営学は絶対に負けないから安心して受けられるなという精神状態だったのはすごくプラスになりました。

――:ちなみに、計算科目はどうだったのですか?

永江:計算科目は、管理は得意だったので得点源として扱って、簿記は平均よりちょっと上ぐらいかなという程度で、自信を持っていたわけではなかったです。

――:計算は無理に稼ごうとしなかったのですね?

永江:そうですね。租税も基本的な論点は完璧にするけど、あまり出ない論点は全然やらないという感じのメリハリを付けていたので、変な論点が出る回はやっぱり成績が落ちたりしましたね。

――:それは仕方がないと?

永江:そこは割り切ってやっていましたね。私にとっては計算よりも理論のほうが大事かなと思って。

――:分かりました。ありがとうございます。

【私のテキスト活用方法】
移籍に伴う教材の変更は、最初思っているほどハードルは高くなかった

――:教材に関してお伺いしたいと思います。今日は一番よく使い込んでいただいた教材を持ってきていただいたと思うのですが、永江さんは監査論のテキストを持って来て頂きました。

永江:監査論はテキストをばらしているのです。

――:何でばらしたのですか?

永江:やっぱり分厚いのでばらして持ち運びをしやすくするためです(笑)

――:結構付箋をつけていますね?

永江:つけたのですけどあまり使わなかったです。一応論文で重要性がAとかBとついているところのページに貼っていましたが、気付いたら箋をつけているページが増えていたので、付箋をつけている意味が薄れました。

――:では、テキストをどのように使い回したのですか?

永江:パッと見たときに情報がしっかり目に入ることを意識していたので、一目で見て次のページに進めるようにしていました。あとは自分で判断して読まなくていいところはバッテンしたりしてやっていました。情報が見えると見てしまうというのが自分の性質だと思うので、最後の方の重要性の低いところはホチキスで止めて見えないようにしたりして、とにかく必要な情報が入ってくるスピードを早くするという感覚で勉強をしていました。

――:この1年間で何回転ぐらいしたのですか?

永江:回転はそんなにしてないというか、回転数を意識したことはなかったので、暇なときにパラパラと読む感じでしたね。

――:どのぐらいのレベルまで記憶の定着をしていましたか?

永江:テキストをパッと開いて、文字を見て何も違和感を抱かなければOKという感覚です。確かにこうだよねというすっと違和感がないレベルまで分かるという感じまで読み込んでいましたね。

――:それは財務会計論の理論も同じですか?

永江:財務諸表論に関しては、最後のほうに答練を貼り付けてなるべく薄く収まるようにしました。でも、結局収まり切らなかったので、別のノートにも貼っていました。

――:テキストに情報の一元化をしていたのですね。ところで、移籍したときまで使っていた他校の教材はどうしたのですか?

永江:残していました。全部論文が終わってから捨てればいいやと思っていたので。

――:実際問題、勉強するときに開いてこっちがいいとかあっちがいいとかということはありませんでしたか?

永江:結構財務諸表論とかは、自分で分かるまで調べるようにしていたので、CPAのテキストを見てちょっとまだ納得いかないなというときは、他校のテキストを見て確認することはたまにしていましたね。でも、基本的にはCPAのテキストを使っていました。

――:移籍するのに教材が変わることを心配する人は多いと思います。どうですか、やり終えてみて大変でしたか?

永江:結局いろいろ教材がある中で、最後まで使っている教材はそんなに多くないと思うので、それを考えたら最初思っているほどハードルは高くないのかなという気がします。要はいずれ何かしらに集約されていくわけじゃないですか。

――:もう一回ゼロから読むのは大変だという気持ちはなかったですか。

永江:表現が違うだけで言っている内容は多分前の予備校も同じだろう、というのがあったので、そこは特にはなかったですね。

【今勉強している受験生へ】
意志を強く持ち続けるかということです!

――:結局、今回の論文試験では平均して何時間ぐらい勉強したのですか。

永江:さっきのStudyplusを確認した感じだと、直前期は8時間ちょっとやって普段は5、6時間かなというところです。論文はモチベーションが切れるのが一番怖かったので、ずっとシャカリキになってやるのではなく、毎日続けることを強く意識していました。

――:では最後に可能であれば一言受験生に向けてコメントをいただければと思います。

永江:私は留学に行ったり、制約条件がある中で自分なりに工夫してやったので、それは受講生それぞれ違うものでしょうし、自分のペースでやってみることが良いと思います。決して始めたのが早いわけでもなく、自分のやりたいことを学生のうちにやりたいという気持ちで、この試験も合格しました。意志を強く持ち続けるかということです。
一言で言うなら自分と向き合うということですかね。

【将来の会計士像】
今後は、自分の名前で勝負する監査を生業にして活躍したい

今後はどんな会計士になりたいなと思われていますか。

永江:私は今のところは監査法人に残ってとりあえず監査をしっかり身に付けたいなというふうに思っています。

――:監査のどういったところに興味があったのですか。

永江:監査責任者の自分の名前にサインして社会に対して責任を負うというところがすごくかっこいいなという憧れがあったので、自分の名前で勝負する、というところですかね。

――:なるほど。ありがとうございました。

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