たくさんの人達に支えられて見事在学中合格!—清信 妙華 さん

 


【私が会計士を目指した理由】
商学部入学の予備知識として始めた簿記が楽しかったことがきっかけでした

清信:よろしくお願いします。

――:清信さんは現在早稲田大学の3年生ですね、学部は何学部ですか?

清信:商学部です。

――:商学部に入ったのは何か理由があるのですか?

清信:高校の指定校推薦の枠に早稲田大学の商学部と法学部があり、ビジネスを学ぶ学部に進みたかったので商学部に進みました。

――:より実務に近い商学部を選んでそちらに進んだということですね?

清信:はい。

――:公認会計士という資格があることを知ったのはいつですか?

清信:高校3年生の2~3月あたりです。指定校推薦で大学進学が決まっていたので、資格を取りませんか、という大学生協からのチラシが届きました。その中に簿記3級無料体験と書いてあるCPAのチラシを見て、商学部に入るための予備知識として学んでみようと思い、体験DVDを取り寄せました。そのCPAの簿記無料体験講座DVDの講義内で、公認会計士の説明をしていて資格の存在を知りました。

――:CPAの簿記無料体験を受けて、公認会計士について知ったのですね。実際に公認会計士を目指すとなった時に、予備校を選ぶために他校と比べたりしましたか?

清信:全く比べませんでした。たまたま手に取ったチラシがCPAでそのまま簿記無料体験講義を受けて、講義がとてもわかりやすく愛着を感じたCPAを選びました。そもそも、北海道ではCPAって無名じゃないですか(笑)。

――:大学へ入学する前の時期に簿記無料体験講座のDVDを取り寄せ、勉強したのですね?

清信:はい、入学前に学習しました。指定校推薦で12月くらいに大学が決まり、高校3年生の2~3月は特に勉強することもなかったので、大学の予習として簿記を勉強してみようかなと思って始めました。

――:簿記を勉強して、あまり悩まずにそのまま会計士の勉強へと進まれたのですね?

清信:国家資格を持っていたら就職にも有利ですし、その当時は公認会計士試験の勉強がこんなに大変だということもわからなくて、簿記の勉強が楽しいと思ったことから大学入学とほぼ同時にCPAに入学しました。

【大学との両立の壁】
私は講義のDVDを見るだけで満足し、復習をしない日々を送っていました

――:会計士の勉強は最初に簿記から勉強し始めて、順番に進めていくと夏あたりからその他の科目も新たに勉強していくことになります。大学生活との両立はできましたか?

清信:それが、大学1年生のときにサークルなど大学生活を謳歌したため、1年間ほぼ会計士の勉強はしていませんでした。会計士試験の勉強は復習が最も大切です。しかし、私は講義のDVDを見るだけで満足し、復習をしない日々を送っていました。1年生の2~3月までに答練を1、2回しか受けず、受けるべき講義も20コマ程溜まってしまっていて、このままでは在学中合格は厳しいのではと何度も思いました。でもせっかくCPAに入学したのだからやるしかないと思い、結局エンジンがかかったのは大学1年生の2月でした。

――:サークル活動を1年生のうちにたくさんしたのですか?

清信:高校時代からバスケをしていたので、バスケサークルに入って飲み会にも頻繁に行っていました。生活の中心がサークル活動だったので、CPAに行く時間がなくなってしまいました。

――:当時の清信さんの中でCPAでの勉強に費やしていた熱量の割合はどのくらいでしたか?

清信:2割くらいでした(笑)。

――:大学生活を楽しんで、会計士試験のカリキュラムから遅れてしまって、大学1年の2月に勉強に切り替えることに不安や迷いはありましたか?

清信:今から勉強して、周りの受講生に追いつくのだろうか、そもそも在学中に合格できるのだろうか、などと迷いました。その時、当時CPAで合格してチューターをしていた小林さんと話す機会があって、小林さんも1年生の時点で講義が20コマ以上遅れていたのに2年生の12月に短答式試験に合格したという話しを聞いて、私もまだ間に合うと思い頑張り始めました。

――:合格者チューターの助言を受けて、1年生の終わりの2月くらいに気合を入れ直したのですね

清信:そうです。

――:もしこの資格を目指していなかったら、一般就職を考えていたと思いますか?

清信:はい、そのまま大学ではサークル活動だけして、一般就職していたと思います。もし、CPAに出会えず会計士を目指していなかったら、マーケティングとかの響きがかっこいいので、多分メーカーとかにあこがれてそっちを目指していたような気がします。

――:大学在学中に資格取得を目指すと、大変なことや辛いこともありますが、一生公認会計士として名乗ることができるので、頑張ってきて本当に良かったですね。

清信:この道を選んでよかったと今は本当に思います。

【遅れを取り戻すための学習】
1年間分の遅れを取り戻すには人よりも多く勉強時間をとるしかないと考えていました

――:短答式試験に合格したのはいつですか?

清信:結局、2年生の12月は不合格で3年生の5月に合格しました。

――:12月の短答式試験に向けて、どのような勉強をされたのですか?1年生の2月以降サークル活動はどうされたのですか?

清信:サークル活動にはもう行かないと自分の中で区切りをつけました。

――:サークルの仲間から引き止められたりしたでしょ?

清信:いろいろ言っていただきましたが、きっぱり断って、ここからは会計士試験のために勉強するんだと決めました。大学1年生で思いっきり遊んだので、切り替えてCPAでしっかりと勉強していこうと思いました。メリハリをつけて集中するタイプのため、たくさん遊んだから頑張らなきゃという踏ん切りがついてよかったかもしれません。

――:大学の授業との両立はいかがでしたか?

清信:出席重視の授業にはしっかりと出て、出席を取らない授業はテスト勉強を頑張って、日頃の授業には出ませんでした。

――:勉強はCPAの自習室でずっとしていたのですか?

清信:そうです。

――:その頃は、何時間くらい勉強していましたか?

清信:朝9時から夜閉まるまでCPAの自習室にいました。CPAの校舎が開く9時より前に来て、コンビニのイートインコーナーやカフェで勉強していました。1年間分の遅れを取り戻すには人よりも多く勉強時間をとるしかないと考えていました。

――:朝何時くらいから勉強していたのですか?

清信:早くて7時半、遅くても8時には勉強していました。

―そんなに早くから勉強していたのですね?

清信:はい。常盤先輩や神谷先輩などCPAで親しくしてくださっていた優秀な先輩方は、必ず9時にはCPAに1番に入って勉強していたので、私も見習って朝から頑張ろうと思っていました。

――:一昨年上位合格された先輩方ですね。みなさん朝早くからCPAに通っていたのですね。

清信:先輩方は論文受験で、私は短答生でしたが、朝先輩方とお話しすることで縦のつながりができ、仲良くさせていただきました。

――:すでに先の勉強を進めている先輩から情報をもらったり、受講生間のつながりが強いことはCPAの特徴でもありますね。

清信:はい。ライバルでもありますが、同じ試験に向かう仲間ができると、CPAに行こうと思う気持ちも前向きになります。

――:当初のカリキュラムとの差は埋まりましたか?

清信:簿記と管理会計論はまだ不十分な出来でした。監査論と企業法は、齊藤慶三先生に言われた方法で勉強して、カリキュラ通りに進めることができたので、平均点程度の点数が取れるようになりました。理論科目の講義は1年生の8月ごろからスタートします。そのため、簿記や管理会計論に比べると半年の遅れで済んでいたので、比較的スムーズにカリキュラム通りのスケジュールに戻ることができました。簿記と管理会計論は約1年ブランクがありますし、今まで復習もしてこなかった状態だったので理解もできていなくて、計算科目は当然に伸び悩みました。結局12月の短答式試験も計算科目で足を引っ張りました。

【5月短答式試験を目指す学習方法】
5月短答式試験後は論文式試験を受けることになるのだから、短答科目だけでなく論文科目の勉強も始めました

――:12月の短答式試験は残念ながら不合格となりました。12月以降勉強の仕方を変えましたか?また今後の試験に向けてどんな時間配分で勉強されたのですか?

清信:12月短答式試験の合格ボーダーが71%で、私は67%でした。合格まで全然届いていない結果で、次の5月短答式試験を突破できるかなという不安もあって、論文式試験の勉強を始めるか迷いました。でも、3年生の8月で合格したいという気持ちが強く、5月の短答式試験を合格したら、どのみち8月の論文式試験を受けることになるのだから、論文科目の勉強をすることに変わりないと思い、短答科目だけでなく論文科目の勉強も始めました。

――:具体的にどのような勉強方法を取ったのですか?

清信:簿記と管理会計論が苦手だったので、短答式試験後の12~1月は短答科目に特化して勉強しました。まずは直近の試験科目である短答科目の勉強を優先し、論文科目の勉強はなかなか進みませんでした。中途半端に勉強を進めるのは良くないと思ったので、2月にある短答直前答練で簿記と管理会計論で合格点を取れてから、租税法の講義を受講しようと思っていました。そして実際に、短答直前答練で結果を出すことができたので、2月後半から租税法の講義を進めました。逆に、経営学は5月の短答試験後で間に合うと思い、何も手を付けませんでした。

――:論文科目の講義はどこまで進めたのですか?

清信:租税法の法人税までです。11コマくらい見ました。

――:経営学はどうしましたか?

清信:経営学は全く見なかったです。講義回数も少ないので、5月短答式試験後からの学習で間に合うと思っていました。

――:論文式試験に向けて勉強の仕方を変えましたか?

清信:理解重視の勉強方法は、短答式試験にも論文式試験にもつながると思ったので、論文式試験に特化した勉強はしていませんでした。そのため、5月短答式試験前に論文試験対策である上級答練は財務会計論と管理会計論を1回ずつしか受けませんでした。

――:論文式試験は記述試験のため、解答するためには文章を覚えたり、文章の書き方を勉強したりしなくてはなりませんが、その不安はなかったですか?

清信:当時、自習の勉強時間をたくさん確保していて、テキストを何度も読んでいたので、テキストの文章が頭に入っていました。そのため、論文式試験用に文章を覚えなくてはと思うことはありませんでした。

――:テキストは何回転くらいしたのですか?

清信:回転数は覚えてないですけど、時間がある限りテキストを読んでいました。それが論文式試験対策にもつながりました。

【CPAの学習法とサポート体制】
先生からこんなにもいろいろサポートしていただいて、サボるわけにはいきません

――:清信さんが1番苦労した科目は何でしたか?

清信:計算科目です。計算の仕組みが、何んでそうなっているのかよく理解できていなかったのが原因でした。パターンを暗記していたのだと思います。

――:それを、どのように改善していきましたか?

清信:はい。12月の短答式試験での反省を生かして改善しました。12月短答式試験では、焦って勝手に思い込んだ解き方で計算してしまい、問題文に書いてある内容を読み飛ばしてしまって失点することが多かったので、まずは問題文に忠実に解答してくことを意識するように心がけました。

――:CPAでは理解重視の勉強法を大切にしています。清信さんは学習する上でどのように理解を深めていきましたか?

清信:大学1年時にカリキュラムから遅れ、簿記と管理会計論の理解が追いつかず苦労した経験がありましたので、監査論と企業法は授業を受けているうちに完結させた方が早いので、講義は理解しながら視聴することを心がけていました。CPAのテキストは図が多く、理由を説明する内容がたくさん載っているので、理解しながら着実に勉強を進めることができました。

――:講義を見たらその場で理解するようにして、テキストでは、さらに理解を深めたり、定着させるように使ったということですね?先生に質問もしたのですか?

清信:1年生のときは、講義を見るだけで満足して復習もしていなかったので、どこが理解できていないのか、何を質問していいのか分からないという状態でした。その失敗を活かし、5月短答式試験に向けて勉強していた時には、わからないところがあればすぐに質問するようにしていました。

――:講師によく質問したのですか?

清信:先生を使いまくりました(笑)。特に監査論は。1講義に1回は質問するくらいの気持ちで勉強していました。「勉強していたら、質問がないということはありえない」と慶三先生に言われたので、講義をどこまで理解できているか、何がわからないのかを説明できるように、そして完璧に理解できたと思えるまで質問しました。本当に、慶三先生にはお世話になりました。

――:答練はどのような使い方をされていましたか?

清信:答練も当然カリキュラムから遅れていましたが、「答練だけは絶対受けろ!」と慶三先生からアドバイスをもらい、私専用の個別スケジュールを作っていただきました。大学2年生の8月までに周りの受講生に追いつけるように、この日までにこの答練受ける、という感じで進めていきました。答練に向けてその範囲の復習をするので、答練は追いつくための目標として使っていました。

――:先生が直接個別に日程を組んでくれることは他校ではめったにないことです。目標を与えてもらって、それに向かって遅れないように勉強は進みましたか?

清信:もうやるしかないと思っていました。先生からこんなにもいろいろサポートしていただいて、サボるわけにはいきません。

――:先生のアドバイスって大きいですよね。

清信:大きいです。私は恵まれていたと思います。いつだって親身になってアドバイスをくれる先生方がいつも校舎にいて、声をかけてくださいましたから。アドバイスをいただく上で、我流を貫かず合格した先輩や先生方のアドバイス通りに実践することを心かけていました。

【短答式試験合格と論文式試験の勉強】
記述の精度よりもまず、答練と論文対策集の解答の書き方を学んで短時間で正答する力を養いました

――:5月短答式試験を受け終えた時の感触はどうでしたか?受かったという手応えはありましたか?

清信:監査論を受け終わった時点では、正答率7割を超えていた自信がありましたが、財務会計論がとても難しくて、手応えは5割ぐらいしかできてなくて不安になりました。CPAの模試で圧倒的な成績を取っていたのですが、CPAの生徒はできないけれど他校の人ができていたら自分は合格できないなと思えて、泣きながら試験受けてました。これでダメならCPAのせいだ、大輔先生恨んでやるって思っていました(笑)。でも、試験が終わって、結果的にその年の財務会計論は合格点がとても低く、周りの受験生も皆できなかったのだとわかり安心しました。大輔先生ごめんなさいね。

――:自己採点で合格ボーダーを超えたとわかってから、どのような勉強をされたのですか?8月論文式試験まで3ヶ月しか時間のない中で、租税法も半分程度講義が残っていて、経営学は全く手を付けていない状態でしたね?

清信:論文科目だけでなく、企業法も短答式試験と論文式試験では内容が違うので、まずは租税法と経営学の講義を見て、論文科目の講義が落ち着いてから企業法の勉強に入りました。企業法に慣れてきたら短答5科目10回分の答練に取りかかりました。

――:論文試験の記述の練習をしないと本番でも書けないのではないかと不安にならなかったですか?

清信:論文答練の記述の練習は、論文模試と直前の答練だけで感覚を掴むしかないと割り切りました。問題を実際に解く時間はなかったので、問題と解説を見比べて勉強していました。

――:講師からのアドバイスもらってその選択をしたのですか?

清信:はいそうです。財務会計論は大輔先生にアドバイスをもらいました。5月短答式試験合格者は記述の精度よりもまず、答練と論文対策集の解答の書き方を勉強しなさいと言っていただきました。監査論の齊藤先生にも、答練の問題がそのまま本試験に出るわけではないので、考え方を復習しなさいと教えていただきました。5月短答8月論文の私は、膨大な量をやってもできないので、その言葉を信じて、論文の練習は、論文対策集と答練の問題を徹底的にまわしました。

――:論文模試は悪くない成績でしたね?

清信:短答式試験から監査論は得意だったので、論文式試験でも根幹の理解を中心に勉強していれば、しっかりと得点することができました。企業法は、論文対策集と答練をベースに勉強しました。例えば、論文対策集だったら、まず読み込んで、次に解答文章が書いてあるところ白紙で隠して、自分の中でどういう流れだったかという確認をしてました。

【論文式試験攻略法】
暗記で乗り切るのではなく、私は趣旨をきちんと押さえて勉強していました

――:そして臨んだ8月論文式試験の手応えはどうでしたか?

清信:手応えはなかったです(笑)。人並み以上の偏差点を取れたと感じた科目は、経営学だけしかありませんでした。

――:各科目どれくらいの点数を取ろうと思っていましたか?―

清信:苦手だった会計学は52を少し下回るくらいで抑え、得意な監査論、企業法、経営学で得点を稼ぎたいと思っていました。

――:結果はどうでしたか?

清信:結果は監査論が一番足を引っ張っていて、会計学は偏差値51台にすることができました。一方で、企業法がとてもできて、経営学、租税法も総合偏差値を上げてくれました。

――:企業法で高得点が出た秘訣は何ですか?

清信:短答式試験の企業法を暗記で乗り切るという話をよく聞きますが、私は趣旨をきちんと押さえていました。だから意外と苦労しませんでした。企業法の論文式試験は趣旨を書かせる問題のため、それが活きたのだと思います。講義を見ているときから、趣旨の説明を聞き逃さないようにしていました。

【スランプ攻略法】
周りのみんなに支えられてここまで頑張って来れました

――:清信さんが受験勉強中に受からないかもしれない、とか成績伸びないなど悩んだ時期はありましたか?

清信:大学2年の夏です。

――:必死にカリキュラムの遅れを取り戻そうとしていた時期ですね?

清信:最大限に頑張っているのに、点数に反映されないときは落ち込みました。

――:そういう時にどうやってモチベーションを保ったのですか?

清信:先生やチューターさんに話を聞いてもらい、不安を吐き出してまた頑張ろうと切り替えるようにしていました。特に、慶三先生には頭が上がりません。

――:よく相談ブースで泣いていましたね?(笑)

清信:よく泣いてました(笑)。泣きながら話を聞いてもらっていました。いっぱい話して、泣いて、もう一回頑張るみたいなサイクルでした(笑)。

――:チューターさんにはお世話になりましたか?

清信:チューターさんにも大変お世話になりました。

――:具体的にどんなことを相談したのですか?

清信:私が特にお世話になったのは磯田先輩です。科目質問と勉強方法の質問をいっぱいしました。磯田先輩は、講師並みに教え方が上手で、とても理解が深まりました。簿記と管理会計論で苦労していた時には、とても親切に答えて下さいました。チューターは直近の会計士試験に合格している方なので、チューター自身の経験も一緒にアドバイスくださったので、とてもためになりました。

【私のテキスト活用法】
回転数を重視するのではなく、理解ができているかどうかを重視して読んでいました

――:教材に関してなのですが、実際にどのように使っていましたか?

清信:テキストは答練の前に、試験範囲のところは満遍なく読み込んでいました。効率よく重要な箇所だけ見るということはしませんでした。自分が目を通していないところから出題されたらどうしようと不安だったので、とても時間はかかりましたが、質を重視しました。

――:ある程度定着したと思う部分は省いて、不安なところに重点を置く等の工夫をしていましたか?

清信:私は効率的にできなくて、全部見ちゃいたかったんです。だから、毎回全部読み返していました。どの科目もテキストが厚いじゃないですか?すごく時間がかかりましたが、回転数を重視するのではなく、理解ができているかどうかを重視して読んでいました。

――:ノートなど作らなかったのですか?

清信:ノートは作らなかったです。テキストとは別に、何かを持つということが嫌だったので、全てテキストに集約させました。

――:勉強するときに工夫していたことはありましたか?

清信:CPAのテキストは図がたくさん載っているので、該当する図を頭に浮かべて、イメージしながらテキストを読み込んでいました。

――:どうやって記憶に定着させていったのですか?

清信:自習室で勉強していたので声に出して読むことはできなかったので、心の中で読みながら定着させました。ただ文字を追うのではなくて、常に「理解」を心がけました。特に苦手だった財務諸表論は気をつけていました。さらっと読んでも頭に入っていなので、単語一つひとつの意味を考えながら読んでいました。例えば取得原価だったら、取得原価とは何かと自分の中でイメージしながら読んでいました。

――:テキストを読むのに時間がかかりそうですね?

清信:とてもかかりました(笑)。テキストの回転速度はとても遅かったと思います。でも、スピードを上げて読んでも頭の中に入ってないなら意味ないなと思っていました。読むのが遅いのは仕方ないので、そこからどれだけ自分が吸収できるかが大切だと自分に言い聞かせていました。

――:会計士試験は範囲が広いので、理解して読もうと思っても勉強を進めていくうちに、しばらくやってない最初の頃に学習した範囲忘れてしまったりしませんか?

清信:読み進めていくうちに引っかかっているものがでてくればその都度、最初の論点に戻っていました。時間がかかっても戻って理解して、もう1度進めるという作業を繰り返しました。そうしていくうちに全体像が見えるようになって、勉強が楽しくなってきました。――:時間がかかっても基礎まで戻って理解を深めることを繰り返しているうちに、全体像が明確になって、本当の意味で定着していくということですね?

清信:はい。

――:この付箋はどのような意図で付いているのですか?

清信:章ごとに「ここは頑張ろう付箋」として付けていました。自分で自分のモチベーション上げながら勉強していました。本当は、答練前とか本試験の時に自分が忘れそうなところを見つけるために付けたんですが、実際にはほとんど使いませんでした(笑)。

――:付箋の色にはいみがあるのかと思っていました。

清信:実は適当です(笑)。先ほどもお話しましたが、私は全部見たくなってしまうので、付箋の着いているところだけを見る、ということができませんでした。付箋の使い方に関しては、別の合格者の方を参考にしてください(笑)。

【残りの学生生活】
合格者チューターとしてCPAに恩返ししたいと思っています

――:会計士試験に見事在学中合格され、現在3年生ですよね?これからどんな学生生活を過ごすつもりですか?

清信:私は、合格者チューターとしてCPAに恩返ししたいと思っています。私が相談ブースで先輩チューターさんに応援してもらったように、受講生にやる気を出せるチューターを目指します。勉強をより頑張ってもらうようにサポートしていきます。あとは学生のうちに英語の勉強をしたいです。自分を成長させるためには、日々勉強することが大切だと思います。

――:英語を勉強して自分の成長しながら、会計士試験合格をサポートしてくれた先生や先輩方に恩返しとして、今度は清信さんが受験生のサポートしていくのですね?こうやってCPAは繋がっていくのですね。

清信:はい。頑張ります。

【私の将来の公認会計士像】
必要とされた時にすぐに手を上げられるよう、今から準備していきたいです

――:無事合格されたんですが、どんな会計士になりたいですか?

清信:国際的に活躍できる会計士になりたいです。

――:先程、在学中に英語を勉強すると仰っていましたが、英語は得意なんですか?

清信:得意と言えるほどではありません。しかし嫌いではないので、学んでいきたいと思っています。また、今後グローバルに活躍できる人材が必要とされると思うので、必要とされた時にすぐに手を上げられるよう、今から準備していきたいです。

――:チャレンジできる機会があったときに、その機会を逃さないために今から備えていくのですね?

清信:はい。

――:今日はありがとうございました。

 

インタビュアー:福岡

 

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