重要性重視の勉強法で上位合格【木村聡志】

上位合格者(22)での合格の感想

 

齊藤:よろしくお願いいたします。論文の成績を見ると……もうほんとにどの科目も高得点で、文句の付けようのない、素晴らしい結果だと思うんだけれども……

 

木村:ありがとうございます。

 

齊藤:論文の感想からまず簡単に聞いてみようか。

 

木村:企業法でもしかしたら足切りかもしれないと思っていました。

 

齊藤:解いた感覚があまり良くなかった?

 

木村:企業法は、元々得意科目じゃなくて、結構苦手科目だったんです。CPAの模試でも偏差値50を割ったこともあった位で。本試験では1問目に見たことのない論点が出てきたんです(笑)。見たことのない論点はいい点数が取れるかもしれないし、足切りを食らうかもしれないじゃないですか。それでまず一つ面喰ったのと、第2問も、典型論点だったんです。私自身、典型論点が出ると周りより弱いことを自覚していたので少し不安でした。

 

齊藤:この科目は自信があったとかはあった?普段会計科目は得意だったよね。

 

木村:それが、会計に関して手ごたえはそんなになくて、偏差値52を割っているとは思わなかったんですけど、「稼げなかったな」っていう感じでしたね。時間配分も相当ミスってしまいました(笑)。

 

齊藤:受けた感覚として「これは取れた」っていう科目はあった?経営とかかな?

 

木村:経営はそうでもないです。理論の方は、「もう完璧だなー」という感じだったんですけど、計算の方は、「計算方法が2パターン考えられるな」という問題があったんです。その問題は結果的に正解だったんですけど、逆の方のパターンでやっていたら、その問題は全部落としていたなと。なので「偏差値50はいったと思うけど、稼げはしないかな」という感覚でしたね。

 

齊藤:その2つの計算パターンが考えられたとき、「こっちのパターンだ」って信じられたのは、どういう判断基準だったの?

 

木村:2つのパターンで計算してみて、数字がきれいなほうにしました(笑)。

 

齊藤:2つあって、こっちの方が数字きれいだから、試験はこっちを出してるんだろう、というふうに読むわけだね?「周りがどちらの方法を選ぶか」って時は、無難にいった方がいいときはあるよね。その感覚で受けてたというのは、相当実力がないと、そこまで考えられないよね。なるほどね。

 

木村:まあ、間違えるなら周りと一緒に間違った方がいいですからね(笑)周りと一緒に間違えるなら、そんなに大きく痛手はないですから。

 

公認会計士を目指したきっかけ、高校生の時の初級会計学がきっかけに。

 

齊藤:なるほど確かに。じゃあ次に、会計士はいつ知ったのかとか、会計士にチャレンジしてみようかな、と思ったそのきっかけとか、いつ頃そういうふうに思ったのかな?

 

木村:会計士を目指したきっかけとなると、やはりCPAの説明会ですね。私は早稲田実業高校に通っていたんですが、高校3年生のときに初級会計学という選択授業があって、それを取ったんです。なので、大学では簿記の資格を取ってみようかなと思っていて、CPAでは簿記の3級、2級を無料で受講できるということだったので受けてみることにしたんです。

 

齊藤:それまではもう会計士っていうのは特に知らなかった?

 

木村:そうですね。会計士自体は知らなかったですね。小学校、中学校のときに珠算をやってて、簿記という存在は知ってたんですよ。簿記について気になってはいたんですけど、実際その当時は調べなかったですね(笑)。

 

齊藤:そうだよね。

 

木村:それで、実際、初級会計学やってみて、「ああ、結構面白いな」って感じたんです。数字が割と好きなんで、結構自分に合ってるんじゃないかなと思って、やってみましたね。

 

齊藤:そうすると、その無料の体験を受けて、簿記が自分に合ってるかどうかっていう、なんとなくのイメージがそのときに付いたっていう感じかな。

 

木村:そうですね。簿記2級は実際に高校3年生の2月のときに受けたんですけど、「ここで落ちるようだったら、もう会計士を目指すのはやめよう」と思っていたんです。自分に適性がないのではないか、ということで。それで、高校3年生の2月で無事に受かったので、会計士の勉強をすることにしたんです。そうやってはっきりと会計士の勉強を始める基準は作ってましたね。

 

齊藤:でも逆に、そこで落ちてやめてなくて良かったね(笑)。

 

木村:そうですね(笑)。

 

齊藤:そこで別に落ちてても、受かったと思うからね(笑)。そこですごい難しい回とかに当たっちゃって、合格率が10%です、みたいなときだったら結構、判断を間違ってしまっていたかもしれないね。

 

木村:いやでも、いざ試験を受けるときは、どんな難しい問題が出ても必ず受かるようには対策していくので、その回がどんな回であろうと、そのときは受かってたと思いますね。「簡単だったら受かる」って、そんなに良くないじゃないですか。たまたま運良く受かっても、それは意味がないなと思って。資格って、能力があってこその資格だと思うので、簿記2級受けたときも、直前は1日8時間とか会計士試験の勉強並みにやっていましたね(笑)。

 

齊藤:そうなんだ、2級で(笑)。すごいなー。

 

木村:2級で習う基礎の部分が、割とその後も勉強には役立ってましたね。

 

齊藤:でも、それくらい自分を追い込んでいかないと、この22位で合格することは多分、無理なんだよね。「まあ、このあたりで大丈夫かな、このくらいで大丈夫かな」って思う人ってやっぱ500位とか700位ぐらいなんだよね。いくら優秀な人でも、それくらいの順位になってしまうんだよね。

 

木村:やはり、意識しておいてほしいのは、どこに目標を置くかだと思います。目標を高くすればするほど、やれる量というのは増えていくし、逆に目標を低くしてしまったら、そこまでしか人間ってなかなか頑張れないじゃないですか。

 

CPAを選択したきっかけ

 

齊藤:そうだね。高校3年生のときからCPAで勉強しようとなった、という話だったけど、そのとき他の予備校があるのは知っていた?

 

木村:一応、簿記2級受かった後に、他の予備校の資料を取り寄せたんです。料金もそんなに変わらないし、それなら簿記2級合格に導いてくれた予備校の方がいいんじゃないかなという、単純な話です(笑)。

 

齊藤:なるほど、なるほど。

 

木村:大学からの距離も特に違いは無く、料金も変わらないとなると、やっぱり今まで通っていたところで、続けようかなと思ったんです。

CPAに通学して良かったところ

 

齊藤:じゃあ、実際に通ってみて、「CPAのこういうところが良かった」とかあったりする?

 

木村:やっぱり、分からない問題があったら講師にすぐ質問しに行ける環境にあったことです。苦手な科目の先生が常駐してくれていたので、すぐ聞いて、解決はしていましたね。それと、CPAで一番良かったことは、理解重視の勉強をさせてくれたことですかね。それが合格することができた一番大きい要因かなと思います。理解重視の勉強をしたことによって、監査論に関しては、短答式試験に受かってから、論文の勉強ほとんどしなくて済んだんですよね。その代わり、短答のとき、監査論は一番勉強していましたね。その分のアドバンテージは、相当あったと思います。

 

齊藤:じゃあ、理解重視っていうところも、どういうところを意識して勉強したの?講義を受けたときに、どこを集中して聞いたとか、テキストを読み返すときに、どういうところ重点的に見たとかあれば。

 

木村:テキストに関しては、基本的には監査基準委員会報告書の文言があって、そこに解説を加えている、というような構成だったと思うんです。自分が理解できてるかってつまりは、自分がその論点を解説できるかだと思うんです。それなんで、私は声に出さないと勉強ができない派だったので、ボーリングの部室に行って、一人で誰かに解説してる風に壁に向かってやっていました(笑)で、解説しきれたら、ここの論点はおそらくどんな聞かれ方をしても、理解してるから答えられるだろうという前提でやっていました。

 

齊藤:なるほど。で、これはもう復習のときにそこを重点的に、「なんで?」っていうのを説明できるかっていう視点で、復習してたということだね。

 

木村:授業中は、線を引いて、大事だと思ったことメモったぐらいで、そこまで特殊なことはやっていないですね。それより、復習しながら、自分なりにどう解釈してくかっていう作業の方にしっかり時間を費やした感じですね。そのおかげで暗記に頼らない勉強はできたかなと思っています。

 

齊藤:講義中に重要そうなところはメモして、メモを参考にしながら復習をして、っていう感じか。

 

木村:そうですね。講義中に書いたメモは、そんなに意味が分からないこともあったんですけど、理解して後で見返してみれば分かるんですよね(笑)。

 

勉強の仕方はどのようにしたのか?

 

齊藤:なるほど。どの科目も勉強の仕方は統一していたのかな?

 

木村:やっぱり少しずつやり方は違いましたね。同じ勉強をしても全然結果が付いてこない科目もありますし。特に企業法の論文なんて、同じ勉強法だと全く通用しませんでしたからね。理解するのも必要だけど、暗記も半分以上は必要かなという感じでした。結局、勉強方法を全て見渡すと、監査論のリスクアプローチと一緒なんですよね(笑)リスクが高いところと低いところを見極めて、リスクが高いところに重点を当てて勉強するという感じですね。

 

齊藤:確かにね。あとは、よく言われるのが、合格するという目標を阻害する原因を考えましょうと。で、その原因に対して、それが重要かどうかを考えて、重要だったら対策を取るようにするという感じだよね。

 

木村:結局、監査のやり方って、効果的、効率的にやろうとする方法なので、それって他のとこにも応用できるんですよね。効果的、効率的にするにはどうやっていけばいいか、っていう方法ですからね。

 

齊藤:そうだよね。実務からルール化されてるだけあって、やっぱり監査論の考え方は勉強にも落としこんでいけるんだよね。
あとは勉強するうえで気を付けていたことはある?

 

木村:弱点が1個あったとしたらそれはもう仕方ないなと思って受け入れるのも、重要ですかね。私の場合だと、朝起きることでしたね。「それに関しては弱点なんだから、違うところで補っていけばいいかな」と。一応、対策としては1限、2限に授業を入れて、そうすれば授業に行くついでに「授業に出たから、よしこの後は勉強頑張ろう」という感じで。

 

齊藤:自分がちょっと改善できないところは、受け入れていこうと。

 

木村:絶対に改善しなきゃいけないところ、っていうほどではなかったので、もう受け入れちゃえばいいと思っていました。

 

齊藤:合格可能性に、大きな影響を与えるなら、変えた方がいいけど、そうじゃないなら、受け入れちゃおうということだよね。

 

木村:例えば、1時間、2時間に1回友達としゃべらないと集中が保てないなら、しゃべればいいんじゃないかって思うんですよね。で、しゃべって、気持ちよくまた勉強に向かえられれば、効率性って絶対上がるので。

 

齊藤:イメージとしては、自分のスタイルを確立しようよと。

 

木村:それはもう間違いないですね。

 

齊藤:それで、その合格できないレベルのものじゃなかったら、いいじゃないかと(笑)。

 

木村:はい(笑)。

 

齊藤:そんなに型にはまってやんなくてもいいよ、っていうようことかな。

 

木村:そうですね。あんま力まずに、自分のスタイルを見付けていければ、いいと思います。

 

勉強を始める人に

 

齊藤:あと、後輩の受験生とか、今から勉強しようかなって思ってる人に、「これだけは気を付けておいた方がいいこと」ってある?

 

木村:会計士という職業に関して、勉強し始めた頃は全く想像できないと思うんですけど、安易に勉強を始めるのはやめたほうがいいと思います。大学生活のほとんどを犠牲にするってことは、理解しとかなきゃいけないなと。そこを、なんでも両立できるとか、甘い考え方でやっていたら、絶対に受からない試験なので、最初にある程度の覚悟を持つことは必要かなと。で、その覚悟を持つときにも、自分の中である程度、会計士を目指す上での理由をなにかしら付けて、ちゃんと納得してから勉強始めないと脱落してしまうかなと。特にCPAのテキストって他校に比べて厚いんです。CPAで勉強すると決めたなら、覚悟を決めてやり通さなきゃいけないと思います。やり通せば、必ず結果はついて来ますからね。

 

齊藤:その覚悟を決めるときに、どういう理由が一番大きかったの?

 

木村:一番大きかったのは、「70万払ったんだぞ」と、払ったなら、それに見合うだけのことをしなきゃいけないと思っていたんです。

 

齊藤:やるって決めたならやりきろうっていう感じなのかな。そのやりきるために、いろんな誘惑があるけれど、それに対して、やりきるところまでやってんならいいと。でも、他のことを優先して、「全然やり切れてない」という状態じゃ、受かんないよ、ということかな。だからそこは、もう決めたならやりきれということだよね。

 

木村:やりきらなきゃ駄目ですね。あとほんと、これは自分だけかもしれないんですけど、さっき言った「70万円払ったんだぞ」ということは大きいですよ。これだけの大金を払って勉強してるってことを、忘れちゃいけないんですよ。払ったからには、払っただけのものを得なきゃいけないなと。

 

齊藤:専門学校の受講料っていうだけじゃなくても、「あれだけお金を払ったんだから、これは大切にしなきゃな」とか、「これはもっと大事にしていこう」とかっていうのもあると思うし。「じゃあ、この空間、サービスにお金を払うなら、その空間をどう生かしていこう」とかさ。そういうものを、ちゃんと自分なりに納得できるっていうのは大事かなと。

 

木村:それに似た考え方なんですけど、今、監査法人の研修受けてるんですよ。時給も結構もらっていて、お金をもらっているんだから、研修で言われたこと、必ず覚えて帰って、仕事に生かしてくんだってくらいの気概で、研修受けています。もらった、払ったお金に見合う何かをしなきゃいけない、という意識は常に持ってますね。
まあお金だけじゃないと思うんです。お金以上の価値があるものがあれば、そっちも優先していいと思うんです。

 

齊藤:そうそう、ほんとにその通りだと思う。
あとは、じゃあ、最後。将来どんな会計士になりたいか。どういうところを目指していこうと思ってるか。

 

木村:これ、大学の3年生で受かった人が考えるのは結構難しいんですよね。パブリック系の監査に携わることは決めてますし、日本が好きなので、その日本を少しずつ、微力ながら良くしてければいいなと。それをやりながら自分の能力を蓄積していって、還元できればなと思うんですよね。そのためにも、今から一般事業会社で監査を携わる上でも、今までやってきた、考えることも忘れずにやっていって、能力高めていこうと思っています。監査をやってる中でも、自分がちゃんと、もらってるお金に見合うような仕事できてるかということを意識しながら、仕事に真面目に取り組みつつ、パブリック監査で価値を提供していくっていう目標を、目指して頑張っていけたらなと思いますね。

 

齊藤:非常勤やるときも、働いてるときは、そういう感覚でやってもらえればいいかなあと思うし、今思ってる目標と、3年後考えてる目標は変わってもいいと思う。大学3年生で思ったことを、ずーっと思い続けなきゃいけないというわけじゃないからさ(笑)。実際、働いてみたら違うことも思うかもしれないけど、自分に正直に1個ずつ頑張ってもらえれば、いい会計士になれると思うんで。

 

テキストをどう使ったか?

 

齊藤:テキストを今日は持ってきてもらっているんだよね。テキストは使い込んでいて、みんな裏表紙がないね(笑)。どういうことに気を付けてたとか。

木村:テキストの図は、全部説明できるようにしていました。理解できてもう大丈夫だろうというところは見ていなかったです。先生に言われたところ以外や重要だけどあんまり理解できていないところには、青線を引いていましたね。
テキストはあまり汚していないですね。多分、他の予備校のテキストだったら、もっと書くことはいっぱいあったと思うんですけど、書くことがないんですよね。結局テキストに書いてあるから。

 

齊藤:板書したことしか書いてないね。

 

木村:書いてありますもん。それ以上のことって、結局はないんじゃないかな、と。

 

齊藤:確かに。

 

木村:そのくらいテキストの出来がいいと思います。ただ、監査論の一般基準は覚えとこうと思って、全部暗記ノートを作っていたりしました。特別な利害関係の100万円とか、ほんとに細かいところしか作ってないんです。

 

齊藤:どちらかというと短答用か。

 

木村:短答用ですね。

 

齊藤:短答用で、こういう引っ掛けのポイントをノートにまとめたっていう感じか。

 

木村:ノートにまとめていました。こっちの方が回転量は増えるので、さっさと回転したいときに便利でした。

 

齊藤:内部統制の四つの目的とかが書いてあるね。

 

木村:そういうことしか書いてないですし、一応論文用も後半部分にあるんですけど、書いてあることはほんとに少ないですよ。

 

齊藤:この辺も短答用っぽいよね。

 

木村:もう短答でほとんど頭に入っちゃってたんで、論文は少ないですね。だからこうしたっていうのを、頭の整理ぐらいの感じで書いてるだけで、苦手部分や、改定前文が多いですね。

 

齊藤:改定のところを中心に、押さえてったっていう感じか。

 

木村:あとはまた短答のときもあったんですけど、暗記した方がいいなと思った論点などを書いていました。

 

齊藤:論文のときの監査論の勉強は、ほとんどやってないという話だったけど、勉強をしていた時間は何をやってたの?

木村:このノートを作ることくらいですね。

 

齊藤:確かに、作ると結構覚えるよね。

 

木村:作ると覚えますね。
で、作る時間が半分くらいで、改定全文を覚える時間が、4分の1ぐらいで、残りは、ノートをぱらーっと見て「大丈夫かなー」と確認していました。

 

齊藤:監査論はどこを中心にやっていた?やっぱり主体論とか、総論かな。

 

木村:総論7割、主体論2割、あと1割みたいな。ほんとにそのぐらいですね。実施論はあんまりやっていないんです。

 

齊藤:リスクアプローチのところもやってない?

 

木村:リスクアプローチのところも、やってはいたんですけど、短答のときにもう頭の中に入ってて、どう言われようが書けるなって思っていたので時間はかけなかったです。
総論、主体論のところをやっていれば取れるんじゃないかっていう安易な考え方をしてて、実際も点数は取れていたんでいいかな、と(笑)。あとは、特に苦手なとこに付箋だけ貼って軽く見る形にしていました。さらに、網羅性もあるなと感じていたのでこのテキストをやれば短答・論文共に大丈夫だなと思っていましたね。

 

齊藤:監査論のテキストは網羅性があるなと感じたんだね。何か監査論について気になることがあったとき調べられるようにはしときたいなとは思っているし、気になって「なんで?」と思ったときに、どこにも載ってないっていうのは良くないのかなと思ってテキストは作っているね。

 

木村:その網羅性による分厚さが、他校の人に見せると「こんなのできるの?」って言われます(笑)。

 

齊藤:そうだよね。だから、網羅的に書いてあると同時に、短答・論文に分けて重要性を付していくこがやっぱり大事だとは思っていて。そういう重要性がなかったら、このテキストえぐいと思うんだよね。

 

木村:そうですね、その重要性の大切さに気付かないで、沼にはまってる人は結構見ますからね。ただ「この論点を必ず1時間半やって、次行こう」みたいな感じで、全部の論点をきっちりやってく人もいるんですよ。そういう勉強方法してると、このテキストだとちょっと回転量は減るかなって。重要性は大事ですね。あと自分の中での重要性も含めて。CPAのテキストを使うには、そこはもうほんと強調した方がいいと思います。

 

齊藤:なんで、1回点目はゆっくり読んでいいと思うんだけど、2回転以降がどう速く読めるかだよね。その2回転目も同じスピードで読んでいったら終わんないよね(笑)。

 

木村:終わんないです。5月短答の前でもテキストを終わらせるのに2週間ぐらい掛かっていましたね。その頃は重要性もあんまり見てなかったですし。簿記がいい例ですけど、テキスト全て回すのに、20時間で1回転できるようにはしたんですよね、確か。で、1日大体3時間ぐらいやれば、1週間で全論点終わるってスピードにはなってましたね。重要性をうまく割り振れば。

 

齊藤:じゃあやっぱ、簿記とかも重要性うまく使ってかないということか。

 

木村:結局、重要性Cの論点って、A・B論点を押さえてないと、全然理解できない論点多いんですよ(笑)。そういう意味でも、最初は重要性うまく利用した方が、効率的ですね。

 

齊藤:うん。で、C論点ができてなくても、受かるからね。

 

木村:まあ、そうですね。

 

齊藤:うん。最終的にそこだよね。受かるか落ちるかだからさ。

 

木村:そういう意味では、A・B論点を完璧にしていれば、落ちることないですからね。

 

齊藤:だし、さっきも言ったけど、何か調べたいってときにCがあった方がいいから載せてるだけで、講義でも触れてないところもたくさんあるし。それは簿記もそうだって言ってたし。その辺をうまくやっていくといいかな、っていう感じだよね。

 

木村:そうですね。

 

齊藤:分かりました。いろいろありがとうございました。

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