公認会計士を目指す場合の最適な電卓とは!?

専門学校に通い、公認会計士などの学習をする場合には、電卓は必需品です。
専門学校に入学をされる場合には、どのような電卓を購入すればいいのかを悩むことがあると思います。
そのため、今回は、公認会計士を目指す場合の最適な電卓について説明しようと思います。
1.公認会計士試験に必要な機能
まず、公認会計士試験に必要な機能としては、以下のようなものがあります。
- 12桁
- 早押し機能
- メモリー機能
- √(ルート)計算機能
- 日数計算機能
- 税率計算機能
- GT機能
など。
早押し機能とは、電卓の2箇所を同時に押した場合に、指を離した順番通りに入力してくれる機能です。電卓をブラインドタッチで早くたたけるようになるので、早押し機能は必須です。
メモリー機能は、電卓内部に計算結果を記憶させられる機能で、よく使用する機能の一つです。
ルート計算機能は、ごくまれに必要なことがあるので、ついていた方がいいでしょう。
日数計算機能、税率計算機能、GT機能は、ほとんど使わないので、あればより良いですが、なくても全く問題はないと思います。
2.公認会計士の試験上、使用が禁止されている機能
次に、公認会計士の試験上、使用が禁止されている機能は以下のようなものがあります。
- 関数機能
- 辞書機能
など。
関数機能や辞書機能がついている電卓は、試験上使用が禁止されており、本試験の会場で試験管に指摘されると退場処分になってしまいます。
毎年、何名か退場処分になっているという現実もありますので、特に注意してほしいと思います。
3.お薦めの電卓
上記から、お薦めの電卓は、以下の二つになります。
SHARP製 EL-G37
SHARPのEL-Gシリーズは、公認会計士受験生向けに開発された学校用電卓で、公認会計士受験生のもっとも多くの方が利用している電卓になります。
学校用電卓ですので、家電量販店では販売されておらず、専門学校の窓口で購入することになります。CPA会計学院でも、このSHARP製の電卓を販売・推奨しています。
CASIO製 DS-20DT
もう一つ、会計士受験生に人気があるのが、CASIOのDS-20DTです。本格実務電卓として人気のある機種になります。
SHARPの電卓が、4,500円~5,000円程度に対して、CASIOの電卓は、6,000円~なので少し高くなっています。
基本的には、上記のどちらかの電卓を購入するのがお薦めですが、デザインにこだわりたい、他の人とは違う電卓を使いたいという方は、家電量販店などで、かっこいいデザインの電卓を選んでいただければと思います。その際に、金額は、4,000円~7,000円程度のものを選べば、大枠は問題ないと思います。
また、税理士や簿記検定などの他の会系資格でも基本的な仕組みは同じなので、上記電卓で問題はありません。
電卓選びの参考にしてみてください!
CPA会計学院でSHARP製の電卓のご購入をご希望の方は、各校舎受付または、ECサイトにてお買い求めいただければと思います。