公認会計士専門学校 CPAの強み② 講義・教材の質
公認会計士の専門学校でありCPAの特徴・強みについて、パンフレットやHPだけではわからないことも多いです。
そのため、公認会計士の専門学校CPAの隠れた強みについて、何回かに分けて説明していきたいと思います。
今回は、講義・教材の質についてです。
講義と教材は、最初に学び理解をするために非常に重要です。
また、テキストや問題集などの教材は、定期的に反復を行い知識の定着を行うため、『わかりやすさ』と『網羅性』のバランスが大切になります。
勉強の効率性を大きく左右すると言える講義と教材について、CPAは以下のような特徴により、絶対の自信を持っています!
1.講師自らが開発し、テキストベースで講義を実施
まず、CPAのテキスト教材は、講師自らが作成し、講義で使用しています。作成者と講義実施者が異なる場合、説明の一貫性などが確保されず、効率的な学習にマイナスになることが多いです。
それを補うために、講師ごとにレジュメなどで講義をする場合には、テキストとレジュメで情報が重複して効率的な学習に繋がりません。
そのため、CPAでは、講師自らが作成したテキストを用いて講義を行うことで、レジュメ等を使用せず、説明の一貫性を確保しながら、効率的な学習を可能にしています。
2.質問対応・答練の採点を通じて毎年改善
また、教材は毎年数多く受ける質問や、答案練習の採点などを通じ、改善し続けています。より分かりやすい説明を可能にする改善、学生の習熟度が低い論点の問題を増やすなど、毎年改善をし続けることで教材の完成度を高く保つことを可能にしています。
この点も教師が直接質問に答え、直接答案練習の採点を行ったうえで、教材作成をしているからこそ実現している強みと言えます。
3.網羅性を完備しつつ重要性を明示
CPAの教材は、公認会計士試験に置いて出題される可能性の高い分野(10年に一度程度は出題される可能性がある)については、網羅性を兼ね備えています。その上で、論点ごとに重要性を付すことにより、一人ひとりが取捨選択できるようにしています。
一人ひとりに合った学習方法は異なるからこそ、テキストは網羅性を意識したうえで、重要性や問題集や答練でより重要なところを繰り返し出題することで、重要性を加味した学習を可能にしてます。
網羅性が乏しい教材では、不安になる、得意科目にできないなどのデメリットが生じる恐れが高いですので、網羅性は大切だと考えています。
4.理解重視の講義・教材
CPAの教材は、論点ごとの全体像や本質の理解を特に重視しています。それは、幹の部分の理解をしっかりとすることで、関連する論点の習得が容易になり、学習の効率化に資するからです。
そのため、教材は具体例や大きな考え方を多く取り入れ、重要論点の理解が容易にできるようにしています。また、特に計算科目の講義では、問題演習の時間を多く取り入れ、講義内で問題演習まで行うことで、学習した論点の理解をサポートしています。
テキストの例題の半分ぐらいを講義を止め、講義中に受講生に解いていただくという形式はとても重要だと思っています。
5.これだけやれば大丈夫という安心感
CPAの教材は、テキスト・復習用の個別問題集・実戦形式の短答問題集・論証集は、これだけやれば十分ということを意識して作成しています。
そのため、追加で市販の教材を購入し学習している方は、CPAの学生ではとても少ないと思っています。
これだけやれば十分。この教材を繰り返し習得すればいいという明確な指針があることで、安心して学習に集中できるというメリットがあります。
6.講義回数を講師が自由に設定できる
CPAでは、各科目の講義回数の決定権限が各講師にあります。近年の試験傾向や、改正の有無などを勘案し、講師自身がベストの講義回数を決定できるというのは、質の高い講義を行うためにはとても重要なことです。
公認会計士試験を知らない決定権者が勝手に講義回数を決めるということはありません。
上記のように、CPAは講義と教材の質に自信を持っていますので、是非、各種体験講座や論点別講義、アウトプット用の短答問題集などで、体感していただければと思います。