公認会計士試験における専門学校の活用方法

公認会計士を目指す場合に、多くの方が専門学校などの予備校に通うと思います。

独学で公認会計士試験に合格ことはほぼ不可能なので、皆さん専門学校に通うわけですが、その活用方法について、いくつか説明してきたいと思います。

1.教材がまとまっている

公認会計士の学習範囲は多く、市販の書籍で内容が網羅的にかつ、わかりやすく掲載されているものは存在していません。そのため、専門学校の教材を使って学習することがとても大切です。

テキスト、問題集、答案練習、こういった教材を網羅的に入手することができるのが専門学校を活用するためには重要です。

なお、この際に、あまり多くの専門学校の教材に手を出すよりは、ひとつの学校の教材を中心に、多少他の学校の教材で補足する程度がお薦めです。

2.カリキュラムがしっかりと構成されている

公認会計士の試験に合格するためには、学習のペース、学習する順序、復習の習熟度など、様々な要因をクリアしなくてはいけません。

この点、専門学校のカリキュラムは、長年の経験から、適切なカリキュラムが設計されている、また、学習する順序も相当工夫され、定期的に復習の習熟度を確認するための答案練習も組み込まれています。

そのため、正しい学習を進めるために、専門学校のカリキュラムを上手く活用することがお薦めです。

3.質問で疑問点を解決

公認会計士の学習を行っていて、質問が生じないということはありません。そのため、疑問点をすぐに講師に質問することも専門学校の活用方法としてはとても重要です。

また、学習内容の質問以外にも、今後の学習計画の立て方、モチベーションの維持の仕方、科目間の戦略の立て方など、様々な点を、プロの講師にどんどん聞いて、活用してほしいと思います。

4.勉強仲間との出会い

公認会計士の学習中に、多くの勉強仲間と出会い、切磋琢磨することはとても重要です。勉強方法の参考にすることや、いい意味での競争意識を持つこと、リフレッシュを共にできるなど、大きなメリットがありますので、仲間探しにも専門学校を上手く活用してほしいと思います。

また、合格後にも、勉強時代の仲間は、かけがいのない財産になりますので、仲間を見つけるためにもうまく専門学校の自習室や、休憩スペース、懇親会などを活用してほしいと思います。

5.自習室の活用

家で勉強して集中できる人の方が少ないと思います。家などの、他の誘惑が多い環境ではなかなか学習に効率性が上がりません。

そのため、専門学校の自習室を積極的に活用し、勉強に集中しやすい環境を得ることもとても重要です。

6.安心感

学習中は、色々な不安が生じます。この不安をうまくコントロールし、目の前のやることに集中することも大事です。その際に、専門学校の教材を信頼すること、講師から様々なアドバイスを得ること、先輩合格者を見て自分も合格できるイメージを持つことなどは、安心感を得ることにもつながります。

そのため、安心して学習するためにも、うまく専門学校を活用してもらえればと思います。

公認会計士の専門学校などの予備校は、皆さんひとり一人を合格させるために存在しています。そのため、ご自身が通われている専門学校をできる限り上手く活用し、合格の可能性を高めてほしいと思います。


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