公認会計士と税理士ではどちらを目指すべきか?業務内容・収入・試験制度から徹底解説!

公認会計士や税理士を目指そうか考えている方で、どちらの資格を目指そうか悩んでいる方も多いと思います。

前回は、?公認会計士と税理士はここが違う!1分で区別できる3つのポイント!で違いについてご説明しました。

今回は、公認会計士と税理士のどちらを目指せばいいのかについて、説明していきたいと思います。

1.公認会計士と税理士の業務内容

税理士の独占業務である税務業務は主に、個人事業主や中小企業の記帳代理や税務申告になります。公認会計士の場合には、税理士の税務業務に加え、独占業務の監査業務や、各種コンサルティング業務、事業会社内での経理・財務・CFO業務など多岐に渡ります。

また、先日のブログでも書きましたが、公認会計士を取得すれば税理士登録を行うことも可能になります。

そのため、業務フィールドの広さという観点から言えば、公認会計士の方にメリットがあります。

2.公認会計士と税理士の収入面

公認会計士の平均年収は、1,100万円程度、税理士の平均年収は、700万円程度と言われています。そのため、平均年収だけを比較すれば、公認会計士の方にメリットがあります。

ただし、税理士の場合には、勤務税理士と開業税理士で年収が大きく異なってきます。開業税理士の中には、数千万円の年収を稼いでいる方も多くいらっしゃいますので、独立開業を目指し、そこで成功できれば税理士も相当高収入と言えます。

よって、事務所に勤務を希望する場合には、公認会計士の方が高収入ですが、独立開業する場合には、両者の差はない(公認会計士も独立開業すれば税理士業務を行うことがほとんど)と言えます。

3.公認会計士と税理士の試験の難易度

試験の難易度は、公認会計士の方が税理士よりも難易度が高いというのが一般的ですが、その差はあまり大きくないと思います。

両者とも試験の合格率は10%程度になります。

ただ、公認会計士は一部科目合格は認められておりますが、短期間で一気に合格しなければならない試験の制度なのに対し、税理士は完全な科目合格制の試験ですので、長期間をかけ、ゆっくり学習することが可能です。

そのため、学生や仕事を辞めた社会人の方には、公認会計士試験の方が一般的にお勧めですが、お仕事をされながら、週末などを利用して学習したい方には、税理士試験の方がお勧めになります。

公認会計士試験科目

短答式【財務会計論、管理会計論、監査論、企業法(会社法、金融商品取引法など)】

論文式【会計学、監査論、企業法、租税法、選択科目(経営学、経済学、民法、統計学)】

税理士試験科目

必修科目 [簿記論、財務諸表論]
選択必修科目 [法人税、所得税]
選択科目 [相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、事業税又は住民税、固定資産税]

税理士と公認会計士の業務内容、収入面、試験制度の違いを勘案し、ご自身のキャリアプランに合う資格を目指してもらえればと思います。

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