商業高校から公認会計士を目指すなら何をすべきか?高校から大学・専門学校・予備校での過ごし方を解説!

商業高校に通われている方で、公認会計士や税理士の資格を目指す方はとても多くいます。その理由は、高校時代に簿記の学習をかなり積んでいるため、資格取得に有利に働くためです。
ただ、公認会計士・税理士を目指すのであれば、商業高校在学中に日商簿記1級に合格するまたは同等レベルの実力を備える程度の準備をすることをお勧めします。
日商簿記1級を取得している場合には、公認会計士試験の重要科目である財務会計論の計算と管理会計論については、7割程度の学習をこなしていることになります。
公認会計士は6科目の試験ですが、上記2つの科目で全体の学習量の40%程度を費やしていますので、日商簿記1級を取得していれば、公認会計士試験の学習の30%程度は終了していると言えるのです。
また、公認会計士試験に短期合格するためには、簿記を得意科目にしてしまうことが重要になるのですが、その点も商業高校で日商簿記1級レベルの実力をつけていれば、得意科目になりやすいと言えます。
そのため、商業高校出身の方には、是非、公認会計士や税理士の資格取得を検討してほしいと思います。
その次に、公認会計士を目指す場合に、CPA会計学院のような専門学校のみに通い、資格取得を目指すのか、4年生大学に進学し、CPA会計学院のような専門学校とダブルスクールをするのかを選ぶことになります。
専門学校に専念するメリットは、以下の点になります。
1.学費を安く抑えられる
2.公認会計士の勉強に専念できるため合格の可能性は高まる
対して、4年制大学に進み、ダブルスクールをするメリットは、
1.その他の就職の選択肢を広げる
2.公認会計士としての、将来的なキャリア形成に対して大学卒業の方が一般的には有利である
という点が挙げられます。
CPA会計学院では、どちらの選択肢も選ぶことができますので、上記のメリットを勘案して、専門学校に専念するのか、大学に進学したうえでダブルスクールをするのかを決めてもらえればと思います。