菅沼講師

「公認会計士講座 企業法論文あるある②」菅沼講師ブログ(企業法)

企業法専任講師の菅沼です。

新年1発目になります!今年もよろしくお願いします!

5月短答式試験を受験する方は計算科目を中心にしている時期だと思いますので,注意点等は,また,後日のブログで書きたいと思います。

ということで,今回は,論文対策を始めるにあたっての注意点をお伝えします!

論文式試験対策は「しっかりと正確に」という部分と,「ざっくりと大雑把に」という部分のメリハリが非常に大事だと思ってます。特に,企業法は長文の記述が求められるという点で,他の科目と比べても,よりこの意識が大事になってきます!

「しっかりと正確に」という意識を持たなければならない部分は,ズバリ理解の部分です。つまり,論点や規定とその趣旨,全体像,各論点や各制度との関係を理解するという部分ですが,これを疎かにしちゃ絶対ダメです。その程度をわかりやすくするために「自分の言葉で説明できるように」という表現をCPAでは使っておりますが,これができればもう合格したも同然と言ってもいいくらい力を注いてほしい部分です。

これに対して,「ざっくりと大雑把に」という意識を持たなければならないのは,文章のおさえこみの部分です。えっ?大雑把でいいの??なんて思うかもしれませんが,いいんです。全体像や各論点等の理解がしっかりできていれば,文章のおさえこみは,「ざっくりこんな感じだよね」という気楽な感じでオッケー,十分合格点が取れます(適当過ぎはダメです(笑)重要なキーワード等は覚える必要がありますよ!あくまで強弱のイメージと思ってください)。

確かに,どちらも「しっかりと正確に」できれば,典型問題ではテキストに載っているような綺麗で作りこまれた記述をすることができるし,応用問題では理解を基に論点を外さず,かつ,より適切な表現を用いた綺麗な記述をすることができるようになると思います。が,そんなレベルで論文式試験に臨んでいる人なんて,合格した人の上位ほんのひと握りです。つまり,合格するためには,そんなレベルを目指す必要はないってことです。そもそも,全体像や各論点等の理解に力を注いて,そのうえで,文章も丸暗記するなんて,超人を除いて,キャパ的に無理です。

とは言っても,どちらも「しっかりと正確に」を目指しがちです。気持ちはわかります。ただ,キャパ的にはやっぱり厳しいので,その結果,どちらも中途半端になってしまうということが多いのかなーって思います(「二兎を追う者は一兎をも得ず」状態になります。これも論文あるあるですね)。

しっかり理解できていれば,最低限の重要キーワードと流れをおさえるだけでオッケー,もう,答練でも論文式試験本番でもいつでも来いです!

ぜひ,みなさん,

「理解の部分はしっかり正確に,文章のおさえ込みはざっくり大雑把」

を意識してみてください!

資料を取寄せる(無料)  オンラインで教材購入