「公認会計士試験 12月短答式試験を控えたこの時期の勉強法」矢代講師(チューター)
早稲田校でチューターを務めています,矢代です。一か月ぶりに書かせていただいております。(ちなみに,日吉校にもチューターがいるので,そのうち登場してもらいましょう!)
今回は12月の短答に向けた内容となっていますが,まずは,先月の論文式試験を受験された方,本当にお疲れ様でした(^^)/
既に本試験から3週間以上が経過しましたが,監査法人の説明会も始まり,慌ただしい毎日を過ごされているかと思います。
2か月後の合格発表で,みなさんの努力が実を結ぶ事を祈っています!!
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さて,私も財務諸表論の佐藤先生も読んでいる「進撃の巨人」から,ワンフレーズ。
『戦わなければ,勝てない』
絶望的な状況に置かれ怖気づいた仲間に対し,私が大好きな,とある登場人物が発破をかける場面です。
グッときますね。人生の半分くらいはこの言葉でどうにかなりそうです。
・やらなきゃいけない範囲が膨大で間に合うか分からない
・講義のペースが遅れてしまっている
・答練でなかなか合格点に手が届かない
12月の短答式試験の合格を目指す方の中には,こういった問題や不安を抱えている方がいると思います。(もちろん,完璧な準備ができる人などいないので…)
では,そういった問題や不安に対して,みなさんは「戦えて」いるでしょうか?
そもそも,会計士試験合格のために「戦う」とは何でしょうか。それは,「まずいなあ」という気持ちをどうにかして抑え込むことでも,ひたすら自習室で座り続けることでも,決してないと思います。
「戦う」とはすなわち!!
① 今の自分が出来ること・出来ないことを把握した上で具体的な目標を立て,
② そのための解決策(勉強法・時間)を考え,
③ 実行する
ということです。おおげさに見えますが,実際に合格者のほとんどが自然とこういったステップを踏んでいたのではないかと思います。
私の場合,財務会計論の計算があまり得意でなかったこともあり,理論科目主体の勉強になる短答直前期にも計算の勉強時間を十分に確保することによって,相対的に成績を伸ばすことが出来ました。
当然ながら,人それぞれ課題は異なります。
だからこそ,上記のステップをしっかり行うことによって,直前期に入る前に合格までの道筋を明確に描きましょう!
漠然とした不安は誰もが抱きます。分かれ道となるのは,それらを具体的な行動に落とし込み,戦えるかどうかです!まだ時間が残されている今なら,絶対に間に合うはずです。
苦戦したら,いつでも講師陣に相談しましょう。
多くの戦いをサポートしてきた講師の方々ならば,的確な助言をしてくれること請け合いです。
みなさんが残された時間をうまく使って短答を突破できるように,応援しています!