公認会計士のキャリア・やりがい ~どれぐらい忙しい?公認会計士の勤務の実情を解説!~

本日は、公認会計士の実際の忙しさについて説明していきたいと思います。

・繁忙期は確かに忙しいが,休みはしっかりとれる

社会人でも年間140日の休みがある。年間52週間あるので,土日だけでも104日あり,これに祝祭日を加えると約120日程度の休日があります。それ以外に,夏季休暇・年末年始休暇・有給休暇などがあるので,社会人でもルール上は140日程度の休日があるのです。

結論から言うと,公認会計士は,監査法人に勤務していれば基本的に140日の休みを取ることができるので,非常に恵まれている環境といえます。

もちろん,繁忙期には,休日出勤することもある。公認会計士の監査業務は,通常,決算後に繁忙期がくる。たとえば,3月決算の会社を担当していれば,4月中旬から5月中旬はかなり忙しい。休日も働くこともあれば,平日も終電まで残業という日も多くなります。

ただ,休日出勤を行った場合には,閑散期に代休を取ることが可能であるので,多くの人が,夏季休暇に,有給休暇や代休をくっつけて,長期のバカンスを満喫することができます。

公認会計士の人のフェースブックなどを見ていると,今日から1か月間,バカンスに行ってきますという投稿を見ることも少なくなく,恵まれている環境だなとつくづく感じてることがあります。

ただ、最近は監査法人の人手不足もあり、繁忙期以外も残業している人も多いという情報も聞きます。

ただ,残業も,基本的に,サービス残業ということはなく,しっかりと働いた分の残業代ももらえますので、繁忙期には、基本給以上の残業代をもらっている人も多くいます。

このように,監査法人に勤務している場合には,自分の担当しているクライアントの決算時期によって時期は異なるが,繁忙期と閑散期が比較的はっきりしているため,長期の休みは取りやすいことと、忙しい人は残業も多くなるが、残業代がしっかりもらえるというメリットがあります。

監査法人に勤務している人で,忙しいという人もいるが,そういう人は,高収入の他の企業の実態を理解していない可能性があります。他の企業に転職をし,その転職先で結果を出している人が,監査法人の方が大変だったということはまず聞いたことがないです。

一部の外資系の企業や法律事務所などは、監査法人以上の給料をもらっていますが、監査法人以上に勤務時間が多く、かつ、競争も厳しいのが現状です。

そういう面からも監査法人という環境は非常に恵まれているといえるのではないでしょうか。

・勤務時間は比較的融通が利く

公認会計士が行う監査業務も,当然,期日までに必要な業務を終わらせることが求められます。しかし,監査業務については,期日までに必要な業務を行えば,比較的自由が利きやすいという側面を持っています。

また,監査業務は,数人のチームを構成し,クライアントに出向いて実施するが,チームリーダーの裁量によって様々な事項が決定されるという状況です。

たとえば,朝の集合が10時という場合もあるし,残業を極力しないようにするリーダーもいます。また,予定がある場合に,チームリーダーの許可を取れば,自分だけ早く帰るようなことも可能です。さらに,チームリーダーが女性で,かつ,お子さんがいらっしゃるような場合には,残業をせずに定時で解散するという場合もあります。

このように,何時から働いて,何時に終わるということも比較的自由度が高いので,公認会計士は,自由業と言われることもあります。本当に忙しいグループに配属されれば、自由度もないようですが。

もちろん,やるべきことをしっかり終わらせなければならないが,やるべきことをしっかり終わらせていれば,あまり細かいことは言われないことも多いです。

・独立した場合には休みはないことを覚悟する

公認会計士として,会計事務所を独立開業する,または,自ら会社を起業するような場合には,最初の数年間は休みがないという覚悟をしたほうがよいでしょう。

独立開業や起業した場合,成功すれば自由が手に入ります。どのような仕事を引き受けるかも自分で決めることができるし,どれくらい働いてどれくらい休むかといったライフワークバランスも自分ですべて決めることができます。そういった,独立のメリットに憧れて,独立する人も多いです。

しかし,独立はメリットばかりではないのが現状です。すべての責任が自分に降り注いでくるため、大企業に属していれば,自分の会社の業績や将来の事業リスク等まで責任を負う必要はなく、せいぜい,会社が赤字になった場合に,ボーナスが出ないという程度のダメージで済むと思います。しかし,独立した場合には,すべてが自分の責任になるので,赤字であればその分自分の収入が減ることになります。そのため,特に,経営が安定する最初の数年は,ほぼ休みなく働く人の方が多いのではないか。

このように,独立開業する場合には,メリットだけでなく,デメリットもあるので,独立開業するに当たっては,自分の好きなように運営できるというメリットと引き換えに,すべての責任も自分で引き受ける覚悟が求められるのです。

どの職業でもそうですが、収入は、忙しさと必要なスキル、責任などと比例しますので、自分がどのようなライフワークバランスを取りたいかということをしっかり考えることが重要になってくると感じます。

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