公認会計士のキャリアプラン(ベンチャー企業)~組織内会計士として財務戦略・M&A戦略に貢献!CFOとしても活躍できる!~

今回は、公認会計士試験合格後のキャリア選択として、ベンチャー企業での仕事について説明します。

・ベンチャー企業の魅力

ベンチャー企業といっても、売上数億の会社から数百億の会社まで幅広く、会社の経営状況も管理部門の環境も様々なため、その特徴は一概に説明できません。ただ、一つ断言できることは、大企業に比べ、自由裁量権が高い責任のある仕事をやりやすいという点です。

一般的に言われている、「自由があるということは責任も伴う。逆に責任がない場合には自由も制限される。」という原理原則は、ベンチャー企業と大企業の特徴を考える際にも用いることができる不変のルールです。
ベンチャー企業では、前例がほとんどなく、会社自身も拡大しているので、日々新しい仕事が湧いて出て来ます。そのため、一人ひとりが責任者として取り組む業務の量が圧倒的に多くなります。

このように、ベンチャー企業では、一人ひとりに多くの権限が与えられ、自らの判断で決断し実行できる業務が多いので、非常にやりがいがありますし、自分の成果が会社の成長に貢献していることも実感しやすいという特徴があります。また、大企業に比べ、権限が与えられている分だけ、一人ひとりの責任は重いという特徴がある。

その一方で、大企業では、安定した給料がもらえ、自分の部署が多少赤字でも責任を追及されることも少ないです。だからこそ、上司の許可が必要であったり、前例がないとなかなか新しいチャレンジが許可されなかったりと、自由もかなり制限されてしまいます。しかし、責任を負っていないので、それは当然といえば当然なのです。

つまり、大企業を選択するか、ベンチャー企業を選択するかは、仕事について、自由な権限と責任をどう選択するかということを意味しています。

だからこそ、裁量権を高く持ち、もっと責任ある仕事をしたい方は、是非思い切って、ベンチャー企業に飛び込んでほしいと思います。大企業に就職するのではなく、ベンチャー企業を成長させ、自らが大企業に育てていくというような気概がある若者がもっと増えるからこそ、新しい産業が興り、日本経済に活力が出てくることになります。

もちろん、公認会計士としてベンチャー企業を盛り上げる方法は、IPO(株式公開)業務、ベンチャーキャピタルでの業務など、多岐にわたりますが、自らがベンチャー企業の経営者を目指すという選択肢も魅力的な選択肢の一つです。

・CFOとして活躍する

ベンチャー企業で、組織内会計士として働く以上、最終目的は、最高財務責任者(CFO)を目指すことになります。企業のCFOとなり、経営戦略の立案・事業計画を達成するための財務戦略・M&A戦略など多岐に渡る業務の責任を全て担う知識を公認会計士は有しています。

会社が一定の規模まで成長すれば、株式公開業務の責任者としても活躍することになりますし、株式上場後は、監査法人対応も責任者として取り組み、適正な情報開示が可能な体制を整備することになります。

CFOができることは非常に多く、企業にとっても、とても重要な業務ばかりです。大きく成長している企業には、優秀なCEOがいるのはもちろん、必ずと言っていいほど、優秀なCFOがCEOを支えています。優秀なCFOがいて初めて、CEOは、本業の意思決定に集中できる環境が整うといえるのです。

このように、CFOの業務は、プロフェッショナルな業務で、かつ、マネジメントもできるという非常にやりがいのある業務ですので、将来、会社経営に興味のある方には、是非、ベンチャー企業に就職し、CFOを目指すという道を検討してもらえればと思います。

・CFOとして一流になれば、可能性は無限大

IPOを経験し、様々な財務戦略を立案実行する経験を積み、一人前のCFOになれば、その後の仕事の自由度は格段に上がります。なぜなら、すべての企業が優秀なCFOを求めており、企業数と比べて圧倒的に人材が不足している分野だからです。

そのため、一人前のCFOになれば、上場請負人のように、色々なIPO会社を渡り歩いたり、自分の人生のミッションが変わった時に、そのミッションを達成するために転職することも容易になります。

学生の方からよく聞く意見として、自分が将来やりたいことが決まらない。そのような意見は、非常にもったいないと思います。なぜなら、本当に一流のビジネスマンになれば、仕事を選べるようになるので、選択肢は無限大に広がるからです。

たとえば、デザイナーでも本当の一流デザイナーであれば、どんなデザインの仕事でも引き受けることができるので、自分のやりたい仕事だけを選ぶことが可能になります。

公認会計士もCFOとして一流になれば、自分のやりたい仕事だけを選ぶことが可能になるのです。
実は、学生時代に人生をかけて本当にやりたいことが決まっている人なんて滅多にいないのです。仮に決まっていたとしても、40年間の社会人生活で変わらないことの方が珍しいです。

だから、将来選択できる仕事の幅を広げるために、まずは、どの分野でもいいので一流になることを強く意識し、目指すということも大切です。

公認会計士は、その選択できる業務フィールドが広いため、将来やりたいことが決まった時に、コンサルティングでかかわるのか、監査業務でかかわるのか、金融業務でかかわるのか、ベンチャー企業の経営者としてかかわるのか、税務のスペシャリストとしてかかわるのかなど、選択肢が無限にあることが最大の魅力とも言えます。

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『公認会計士のキャリア選択(監査法人のパートナー)』

『公認会計士のキャリア選択(独立開業)』

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『公認会計士のキャリア選択(コンサルティングファーム)』

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『公認会計士のキャリア(ファーストキャリアの選び方)』

『公認会計士の仕事内容(基本編)』

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『公認会計士の仕事内容(税務業務編)』

『公認会計士の仕事内容(アドバイザリー業務編)』

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